7月19日の日記。
長野市のホテル国際21で目が覚めた。7時。
▼ビュッフェで朝食。
味噌汁の右の皿の、佃煮やあさりの生姜煮などがいい味だった。塩辛くない。甘くない。
顔が小さくて、手足が長い白人女性の一団が奥の暗い部屋で食事をしていた。後で信濃毎日新聞を読んでたら記事が載っていたんだけど、世界水泳に参加するデンマークの競泳選手だったようだ。
中野市街で車から妻を下ろし、私はお客さんのところに向かい、仕事が終わったら彼女を拾って草津に向かう予定だった。妻は、長野駅前から草津行きのバスが出ている、おもしろそうだからそれに乗る、と先に部屋を出ていった。時刻表をよくみると、次のバスは草津温泉のはるか手前のほたる温泉までのようだったが、なんとかすると彼女は出て行った。
▼チェックアウトして車を走らせ、飯山駅へ。
お客さんと合流し、訪問先での用事を済ませ、お客さんを飯山駅まで送った。ガソリンを補給して草津へ向かった。
妻からは何通かラインが入っていた。ほたる温泉から草津への道を歩いて進んでいるという。Googleマップで調べると6時間かかるようだ。あの人は何を考えているのだろう。
上州スカイラインを走る。標高が高くなり、気温が下がった。さっきまで34度だったが、雨が強くなって15度になった。軽装の彼女が心配だ。
霧で視界が悪い。そろそろ彼女と合流できそうな地点で車を停めた。「緊急時はここに避難を」と表示されたシェルターが、霧の中にいくつか見えた。火山だろう。熊が出そうだ。
彼女に電話したが、電波が悪くて会話にならない。聞き取った言葉の断片からすると、行き過ぎてしまったようだ。Uターンして戻った。胃が裏返りそうだった。車酔いだ。車を止めた。途切れ途切れの電話をかける。Uターンは間違いだって？ 彼女からはこの車が見えてるらしい。
再びUターン。3キロ進んだ。道路脇で彼女が笑いながら傘を振っていた。
もう歩けない、腹が減った、と彼女。車酔いでろくに返事できない。運転してても車酔いするんだ。
草津へ。ホテルへ。
▼草津ナウリゾートホテルへチェックイン。
40分、ベッドに横になった。回復した。
▼夕食会場へ。
▼ビュッフェに鮎の塩焼き。
アルコール飲み放題をプラス。ビールはプレモル。このホテルには5年前にも泊まってて、バーテンダーがていねいに作ってくれるハイボールのうまさが印象に残っていたのだが、今回はマシンからシュッと出てくるやつだった。
▼デザート
20時には部屋に戻り、疲れと酔いで眠った。
0時に目が覚めて、温泉を浴びた。
そういえば日付が変わって、Amazonではもうキングダム69巻が発売されているはずと思い出し、購入してiPadで読んだ。
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