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日記

めんどうなパンほど職人のモチベーションは上がる。パン・オ・ヴァンをもう一度食べたいお客さんと私。

 せいわやの開店日だ。

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新商品の「48時間熟成バゲット」が店頭に並んだ。通常の3倍の時間、生地を熟成させてから焼く。めんどうじゃないんだろうか。職人(妻)、普段は横着なのに、パン作りになると狂う。バゲットはすぐに売り切れた。複数本買われるお客さんが増えた。今日なんて4本買っていかれた方もいた。

この店舗が「ミモザ」というパン屋だったころ。せいわやは焼き菓子やパンを出品していた。去年のクリスマスには「パン・オ・ヴァン」を出した。赤ワインでドライフルーツとスパイスを煮て具とし、生地にたっぷりと混ぜて、別の生地を皮として包んで焼く。シニフィアン・シニフィエが有名ですね。

その、ミモザに出したパン・オ・ヴァン。買って食べたらびっくりするほど美味しかった、また作ってほしい、というお客さんが来店された。僕も食べたけど、あれは最高ですよね。写真を撮ってたから載せておこう。

  パンというよりは、贅沢で上品なケーキのよう。赤ワインともよく合う。ウイスキーとも合いそう。手がかかるけど、お客さんにほめられ、職人のスイッチが入ったようなので、近いうちに店に出るかもしれない。

13時前に商品がほぼ無くなった。店を閉めようとした。入ろうとしていたお客さんとはち合わせした。もう少ないんですけど見ていかれます? ええ是非。そこからまたお客さんが3人ほど続いて、パンはほぼ無くなった。

片付けして店を退出。帰宅して風呂。夕食を。