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日記

コミュ不全の少年が懐かしい。パンが売れすぎるのも困る。野菜は硬めでたのむ。

せいわや、今日から通販に注力する。早めに店に出て、パンのセットを撮影し、ウェブサイトに商品として掲載。

seiwaya.com

10時にカートをオープン。インスタで告知。しばらくして売り切れ。まずはいいスタートじゃないか。

妻が用意してくれたパンを食べた。

整理券を配布。男子小学生が自転車で店の前を通り、そのまま行くのかと思ったら自転車を止めて「整理券」と。

渡すと無言で奪うように取っていった。私もあの年ごろにはあんな感じだった。生きづらいかもなこれから。

14時前に開店。今日も多数のお客さんに買っていただいた。

あの少年もやってきた。コミュニケーションを拒絶しつつ、買い物というコミュニケーションを行う。懐かしい感覚。会計のあと、少年はすみません追加いいですか、と早口でつぶやき、キャロットマフィンと言った。それはおれがこの店で一番好きな焼き菓子だ。心の中でつぶやいた。

大量に買っていかれる方が多く、整理券のお客さんがまだ並んでいるのに商品が削られていき、気が気ではなかった。なんとかなった。完売。

店を閉めて、魚屋で弁当を買い、帰宅した。

すぐに夕食の支度。

味噌汁の野菜は硬めに頼んだ。野菜炒めは、鉄のフライパンに油を十分に引き、少量ずつ2回に分けて炒めた。弁当の鮭が塩からかったが、それもまた塩鮭らしくて良く、全体としては満足のいく夕食だった。