ここ10年で一番好き面白いんじゃないか、という本を読んでいる。
人の性格とか能力とかって何なの? 神が決めているの?
いや、以下の5つの要素で決まるんだよ、というのがビッグファイブ。
- 外向的/内向的
- 楽観的/悲観的
- 協調性
- 堅実性
- 経験への開放性
本書では3番目を「同調性」と「共感力」に分けて、「知能」と「外見」を加える。合計して8つの要素「ビッグエイト」で人の性格とか能力はわかる、という趣旨。
いやー、ヒトってそんなに単純じゃないでしょー、って疑いながら半分ほど読み進めたけど、膨大な研究結果からこれでもかとエビデンスが示され、ヒトって単純なんだなと驚いた。
例えば私。静かな場所が好きで、内向的で、冒険的な刺激を好まない。絶叫マシーンとか高いところとか苦手。海外とかあんまり興味ない。怖いから。日本の田舎をぶらぶら散歩するのが好き。
こういう自分がうとましい。闘気も覇気も足りないんじゃないか。もっと好奇心と野望に燃えて、バックパックひとつで海外を数年さまよい、帰国してビッグなビジネスを始めるような人になりたかった。
しかしながら本書を読めば、私の性格がこうなのは仕方ないことなんだな、と納得できた。脳の構造がそうなっているのだ。
人間の性格や能力は遺伝的にほぼ決まっていて、後天的な努力では変えにくい。しかし、あらかじめ自己の性格が把握できたなら、それに合わせた道を選ぶ戦略を立てることもできるはず。
全部読んだら改めて内容をまとめてみたい。
椎間板ヘルニアによる腰痛は4日目。何するにも億劫。いつ治るのかな。
アイキャッチは、先日遊びに行った富士花鳥園の鳥。名前失念。