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日記

妻が最後のインテルiMacを買った

彼女が最初にマックを買ったのは2016年。ライターの仕事を始めるといい、引っ張り出してきたパソコンが東芝のテカテカしたラップトップで、開いてみるとWindows8が起動した。20分放置しても、起動が完了しなかった。

ヤマダ電機の店頭で私は「これがいいよ」と27インチのiMacを指さした。彼女は「安いのでいい」と、21.5インチのiMacを購入した。

フュージョンドライブだけはやめておけ、と何度も説得した。数万円が惜しく、SSDの価値がわからない彼女は、我を通した。

数年たって、Macが遅すぎる、と彼女が悲鳴をあげた。みてみると、ひと文字打つだけで虹色の円がくるくる回り、処理がストップする。いらないアプリを削除してみようか、と提案する彼女。

数年前にヤマダ電機でした説明をもう一度した。彼女はやっと理解して、Macを買い替えることにした。最後のインテルMacだ。

今Macを買うのは待て。そう言いかけたが、飲み込んだ。Appleシリコンを搭載したiMacが発売されるのはいつなんだ? それは安定して動いてくれるのか?

やってきた2020年型iMacは、私の2017型と、脚が付いている以外は同じ外見。メモリの増設の方法も同じだった。LANにつなぐと、Time MachineがNASからデータを引っ張ってきて、食事している間に新しいMacは彼女のものになっていた。

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