カノジョというか、もう妻なんですけども。
彼女が顔を縮めるという魔法みたいな美容整形手術を昨日やって、先ほど「生きてるよ」とラインがあったので、自分を落ち着かせるためにこの文章を書いています。
自分の顔の美醜に悩む病気
彼女は病んでいて、「醜形恐怖症」というやつなのかな。異常に美醜にこだわります。
(彼女はブログ書いてて、この記事で壮絶な幼少期のことを明かしており、このころの体験を引きずってるのかなと思う)
美容整形もこれまで何度もやっています。
しかし「顔を縮める美容整形」は、まぶたを二重にしたり、鼻を盛ったりとは、ちょっとレベルが違うのでした。
歯茎の上を切断してアゴを切断して顔を小さくする
顔を縮める美容整形とは、
- 歯茎の上のあたりを横に切断して上に詰めて顔を短くする(「ルフォー」という手術)
- アゴを切って削って小さくする
- アゴを加工して後ろにオフセットする
- 頬骨を切って顔を細くする
というもの。これ全部やるのに12時間かかるらしい。
彼女も、執刀するお医者さんも大変。
注射一本打つのも怖い私は、手術の内容を聞いて気が遠くなりました。
費用はウン百万円。ちょっといい新車買えます。
今しかできないことをやらずにあとで後悔するなら全力で今やれ
彼女の容姿に不満はありません。フェロモンがあふれ、癒やし系で、セクシーで、いい女です。そんな危険な手術、パートナーとしては反対したほうがいいんじゃないか、とも考えました。
しかし、彼女は「じふんの顔が嫌い病」という病気です。反対して止めさせても、あとで必ず後悔する。熱病って、そういうものです。
だったらやるしかない。やれ。すぐにやれ。数百万円のおカネを大事にキープして、あとで年取って後悔するなら、今やりたいことに全力でベットしようぜ。
そう言って、送り出しました。
ハーレーに憧れて乗ってみたら熱病が冷めた
やりたいことがあるなら、すぐにやっておいたほうがいいです。
私はバイクが好きで、学生のころはハーレーに乗りたくて、社会人になってお金貯めて、やっとハーレー買いました。
しかし3年ほど乗って手放しました。「ハーレーに乗りたい病」という熱病が冷めたのです。ハーレーがどんなバイクか理解できると、それほど好きでなくなったのです。
自分には、日本車が合っているというのがわかりました。学生のころに乗ってたFZR250は、軽くてエンジンがよく回って軽快で、とても良いバイクだったんだ、と気づきました。
ハーレーに投じたおカネはムダではありません。ハーレーに乗っておかなければ、今でも「ハーレーに乗りたい」という情念がくすぶっていたかもしれません。
そういう、やりたかったけどがまんした、という情念は、長い時間を経ると「怨念」になるかもしれません。それって、あまりよいことではないですよね。
彼女の手術は無事に成功し、その後、大手術したとは思えないほど自然な顔になっています。