新型コロナウィルス感染拡大おさえこみのためリモートワーク、テレワークが注目されてる。
いいですよ自宅で仕事するって。満員電車に乗らなくていいし。
でも突然リモートワークが始まると生活リズムを作るのが大変なはず。在宅勤務歴5年になり、そのコツがわかってきたから、まとめておく。
自宅でうまく働く3つのコツ
自宅で仕事をはじめて最初のころは、プライベートと仕事の区切りがつけられず、つらかった。これはもう、取引先の人は皆さん口にする。仕事を自宅に持ち帰るとツラい、と。
私も20時になってもまだダラダラ仕事して、ビールなんか飲みながらメールをチェックすることもあった。今はもうそんなことはしないけど。
二日酔いと昼夜逆転の日々を送り、これではいかんと生活を整えつつたどり着いた、自宅でうまく働くコツは3つ。
- 時間を区切る
- リストを作る
- 運動する
だ。
スタートもエンドも時間厳守
まず、時間を区切る。職場では当然、始業の時刻は決まっていたはず。そして、終業も時刻を決めよう。
ふだんの長時間労働の感覚のままリモートワークすると、終業時刻にきちんと仕事終えるのがなんだか申し訳なくて、ズルズルいってしまいません?
自宅でズルズルいくのはしんどい。オフィスなら「退出」という区切りがあるけど、自宅はそれがない。いつまでもやってしまう。
すると翌日のリズムが崩れてリモートワーク失敗のもと。就業時間を守るの悪いことではない。明日も元気に仕事するため、生活リズムを整えよう。
「これだけやれば終わり」というリストを作る
今日はこれだけやれば仕事は終わり、というリストを作ろう。
リストを作るには時間がかかる。
その時間がもったいなくてとりあえず仕事に手をつけていく、ということを以前はやってた。でもこれ絶対ダメ。
次は何をしようか、と考えつつ仕事することになり、集中力が落ちる。精度が低くなり、時間がムダになり、エンドが見えなくなる。
どれだけ時間がかかろうが、リストは作ろう。良いリストを作れたら、仕事は8割は終わったようなもの。
適度なエクササイズをする
「通勤」というのはいいエクササイズだ。駅まで歩く、車内で立つ。駅から会社まで歩く。階段を使えば、さらに強度は上がる。
この通勤がなくなり、一日中屋内に閉じこもっている生活が続くと、どうなるか。
身体が疲れないので、睡眠の質が落ちる。朝起きてもなんだかすっきりしない。足腰はあっというまに弱くなり、腰痛が慢性化する。
これを防ぐには、運動を習慣に取り入れるしかない。自宅で設備不要で、短時間でできるエクササイズとしては、プリズナートレーニングがおすすめだ。
自分を監獄に閉じ込める。外出自粛という観点からも、ポールのクセのあるテキストは味わい深い。
自重トレにプラスして、心拍数を上げる有酸素エクササイズをやれば、夜はぐっすり眠れる。しかし都心部なら外でランもしづらい。屋内で有酸素するならエアロバイクはけっこういい。

▲我が家のエアロバイク
寒い季節でも、10分もこげば汗ばんで心拍数が上がる。Apple Watch で計測していると、これをやるやらないで睡眠の質が違ってくるのがわかる。
ちょっとこういう機器を置く余裕はないな、というならマウンテンクライマーというエクササイズがいい。

両手を地面につき、足を走るように交互にシャッフルする。
写真は散歩途中の公園だが、屋内でできるだけ音を立てずにやれる有酸素運動のメニューとしてもいい。
40秒やって20秒休むを4セットやれば、タバタプロトコルとなる。
時間とリストの相乗効果が集中を生む
時間を守る。
今日やるべきことをリストにして、ひたすら消化する。
自重トレと有酸素運動で身体を疲れさせる。
これだけで、生産性が上がる。自宅でも、いや自宅だからこそ集中力が上がる。
通勤とか、不要な会議が無いので、時間が有効に使える。副業したり、起業独立の訓練にもなるはず。
リモートワークを楽しんでみよう。
初出2020-03-03