最強の営業は洗濯機メンテマンが教えてくれた

日立のドラム式洗濯機(BD-V3400Lという機種)をつかっています。

洗濯物をほうりこんでスイッチオンで乾燥までやってくれるので、便利すぎ。

しかし、ある日のこと。いつものように洗濯しようとすると異音がして止まってしまいました。

サポートに電話したら「修理に4万円以上かかるかも」と

スイッチオンすると、洗濯物の重さを測定するためドラムが回転するのですが、

「シュイン、シュイン」

となにかがこすれているような音がして、異常を知らせるアナウンスが流れ、運転ストップ。

こわれたかなと、メーカーのサポートに電話し、メンテの人にきてもらうことに。

出張費で3,000〜5,000円、修理やパーツ交換で最高4万円ほどかかることもあるとか。

メンテ担当者が2秒で直してくれた

自宅に家電の修理に来てもらう、というのはなんだか気が重い。みしらぬ人に自宅に入ってもらうというのは、気が進みませんよね。

約束の日時。メンテの人がきました。にこやかなおじさん。

洗濯機を運転して、異音を確認。メンテの人、洗濯機を止めてふたをあけ、ドラムの中に手を入れ、なにかを引き抜きました。10センチほどの長さの金属製のワイヤーです。

再度、運転してみると、異音はしません。直りました。

修理の時間、2秒ほどでした。

洗濯機ドラムに無数の穴が空いているのですが、ここにワイヤーが刺さっていたのです。

このワイヤー、同居人のブラジャーから抜け落ちたものでした。ドラムは調べたつもりでしたが、私の目はふし穴だったようです。

自社製品が好きな担当者の話はおもしろい

メンテの人、とてもいい方でした。部屋に入ってくるときから笑顔で大きな声であいさつをしていただき。

一瞬で直ってしまって、こんなつまらないことで暑い中にわざわざ来ていただいて恐縮です、と頭を下げました。

しかし、いやな顔ひとつせず、念のためにとセンサーとかバランサーとかのチェックをしていただきました。その所作から、「この方、洗濯機がめちゃ好きなんだな」ということが伝わってきます。

さらにはドラム式洗濯機をうまくつかうコツを教えていただきました。

脱水工程でドラムが加速しようとして、でもなかなか加速せずに低速運転を繰り返しているときは何をしているのか。

ドラム内に均一に洗濯物を配置すれば脱水はうまくいくがそれがむずかしい。

タオルケット一枚をうまく脱水するのがいちばんむずかしい。

柔道や剣道の胴着も水を吸って重くなるのでうまく脱水するのはむずかしい。

などなど、熱く語っていただきました。話がおもしろくて、ついついこちらも引きこまれ、長話をしてしまいました。

好きなことを仕事にするのもいいし 仕事を好きになるのもいい

洗濯機のメンテというと、なんだか退屈そうな仕事だと思ってました。ごめんなさい。

しかし、仕事を楽しむか、つまらなくするかは、自分次第なんだな、と教えていただいた気がします。

おもしろい仕事と、おもしろくない仕事があるんじゃない。

仕事をおもしろくするのか、しないのか、なのです。

これを機に日立への信頼度は、私の中で大幅にアップしました。次回、洗濯機とか、冷蔵庫とかエアコンを買い換えるとき、日立の優先度が高くなるでしょう。

あれほど、自社の製品が好きそうなメンテマンがいる会社だから。これって、最強の営業ですよね。コマーシャルにお金をかけるより、何倍も効果があります。

この記事を書いた人

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/システム手帳いじり。