うつ病でニートだった妻がライフハックの大家に招かれてセミナー講師をした話

妻が、心理学ジャーナリストでライフハックの大家である佐々木正悟氏に招かれ、セミナー講師をつとめたので、その話を書いてみる。

▲セミナー告知の妻のツイート

セミナーは、2019年9月14日、大成功で終わった。

食パン1斤 リッツ1箱を軽く平らげていたのにどうやって腹筋割ったの?

セミナーのテーマはダイエットについて。

妻は、体重が70キロ以上だった

こともある。

食べたいのに痩せたいからガマンして、しかし限界を超えて食欲バクハツして過食する、というのは去年あたりまではたまにあった。

過食モードに突入すると、大の男である私も引くほど食べる。

食パン1斤、リッツ1箱を一度に食べたり

する。異常。その妻が、今年あたりからは精神が安定し、上のツイートのようにうっすら腹筋さえ見えるほどに体重をコントロールしているので、どうやったのかは、いっしょに暮らしている私も興味あった。

セミナー準備に全力をそそぐ妻と 何者にもなれなかったおじさん

佐々木氏から「セミナー講師やんない?」と声がかかった時は私がおどろいた。私は氏の本が好きで、タスク管理や仕事観に大きな影響を受けたからだ。

▲佐々木氏のブログ

正味な話、その佐々木氏からオファーがあったと聞いたときは、

妻に少し嫉妬した。

「何者にもなれなかったおじさん」には、他者に何かを教える仕事への憧れが、ある。承認欲求とか。ラクして食べていけそうだとか。

しかし、何者にもなれていないのだから、報酬をいただいて誰かになにかを教えることなどできない。早々とそれをやってしまう若者に、おじさんは内心穏やかではいられない。

それはまあいいとして、妻は決心してオファーを受け、セミナーに取り組み始めた。資料を作り台本を書き、私の前で「どうか?」と何度もプレゼン練習をする。何度もスライドを作り直し、1人でもプレゼン練習する。

プレゼンといえばスティーブ・ジョブスだろうと、彼の本を読み、動画も見ていた。

食事の内容におどろくセミナー参加者

やることを全部やりきったからか、セミナー当日朝の彼女はそれほど緊張せず淡々としたものだった。

私もセミナーに参加するので、会場の渋谷にいっしょに移動していたとき。無言で半眼のまま黙り込んだので、疲れたのかと思ったら、

「今、ジョブス待ち。ジョブスが降りてくるの待ってるの」

と呟いて、集中力を高めているようすだった。

以前に自分で企画したイベントの当日朝は、吐きそうになるほど緊張していたものだが。

セミナーの内容はよかった。参加者は彼女の食事におどろいていた。

私も彼女と同じようなもの食べてるので、おどろかれることにおどろいた。しかし5年ほど前までの私自身の食事と比較すると、今の食事はとてもクリーンで、5年前の自分が今の食事見たらおどろくかもしれない。

彼女の話は、「ストレスを無くして食欲の暴走を防ぐ」という趣旨で、参加者には刺さったのではないかと思う。

その後の佐々木氏の「空腹にこそ快楽がある」という話は目からウロコで、食べることの快楽にしか感覚を向けない自分の浅ましさを恥じた。

がんばっても寝込まない もう鬱じゃない

妻は、うつ病にかかる人がそうであるように、真面目すぎて完璧主義なところがある。

うつ病の人は、頑張りすぎるとうつ病が再発するらしく、心配ではあった。今回のセミナーの準備に、彼女は多大な時間を割き、がんばっていたから。

セミナーが終わったらしばらく寝込むことも覚悟していたが、翌朝である今朝、普通に起きてきたのでおどろいた。

もう、妻はニートでもうつ病でもない。

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この記事を書いた人

カズナリ

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/ノート術。