ブログで起業してはいけないが起業するならブログを書きなさい

起業して、かつこのブログを書いていると、

「ブログで起業したの? 食えてるの? どれぐらい儲かるの?」
と質問されることがあるのだが、私の本業は産業廃棄物の管理で、このブログも一応スズメの涙ほどの収益はあるものの、これで食っているわけではない。

質問者には、
「ブログで起業してはいけない。しかし起業するならブログを書いたほうがいい」
と返答しているのだが、その意味について書いてみる。

書いて食うのは修羅の国だよ

ブログで起業、という言葉には二とおりのニュアンスがあるようで、ひとつはプロブロガーとして人気作家的なポジションを確立し、ブログの広告で食っていくというもの。

もうひとつは、作家性は出さず、世の中の困りごとをを解決するコンテンツを作って、広告で食っていくというもの。こちらはアフィリエイターと呼ばれている。

ブロガーもアフィリエイターも、いずれもSEO対策で検索者に認知されねばならず、そのためにはそれなりのコンテンツが必要で、それは誰にでも作れるというものではない。

朝から晩まで書き続け、数ヶ月から半年後にその結果が出る世界だ。

「文章を書いて他社に読んでもらって報酬をいただく」とはひとつの「芸」であり、書くという行為そのものに適性がなければ「書いて食う」ということには手を出さないほうがいい。

書いて食うなら、儲かるキーワードで上位を狙うことになるが、当然競争が激しい。このブログでも、儲かるキーワードでSEO上位に表示されることがたまにあって、なんだかPV上がってるじゃないかと喜んでたらすぐに元通りになって、どうしたのかと検索してみたらあっという間に圏外になっている。

書いて食う、SEOで上位をねらうのは修羅の国だ。

厳しいこと言うと、書くことに適性がある人は、たとえ報酬ゼロでもはてなブログなりツイッターなりですでに文章書いてそれなりにフォロワーがいるはずだ。儲かるなら書いてみようかなー、みたいなスタンスでは厳しいんじゃないの、と。

アフィリエイト事業ならばコンテンツ作成を外注するという手もあるが、それにしても他者の書いた下手なテキストを自分で修正するという作業が発生するので、朝から晩まで文章と向き合う、ということに変わりはない。

リアル事業を小さく展開してブログで集客しよう

プロブロガーのような作家性は誰にでも習得できるものではない。SEOにおいて儲かるキーワードで上位を取るのは容易ではない。人気が出ても、上位を取っても、修羅の国なのであっというまに逆転されてしまう。

ならば、フツーの人はどうやって起業すればいいのだろうか?

現場でブツあつかう事業。ネットだけでは完結しない事業。そのような事業を「リアル事業」とここでは呼ぶが、リアル事業を小さく展開しながら、ネットで情報発信をし、集客する。これが起業が成功しやすいパターンではないか。

SEOにおいて、ニッチなキーワードはおどろくほどガラ空きなことがある。そもそもアフィリエイターやプロブロガーには儲からないキーワードなのでガラ空きなのだが。

しかし、困って検索している人はいる。自分のリアル事業でそれを解決できるなら、強力なお宝キーワードとなるだろう。

お客さんの困りごとを解決した事例を書いたら問い合わせが増えた

私は、先にも書いたように「廃棄物管理」というリアル事業を展開している。

産業廃棄物に困っている企業は少なくない。お客さんが困ってたことをうまく解決できたことがあって、記事を書いてみたら(このブログではなく経営している法人のWebサイトのほう)、しばらくして問い合わせが相次いだことがあって、仕事が増えた。

SEO上位の記事を読んでも何の役にも立たない、現場に来てこの問題を解決してくれないか、カネなら払う。

そういう検索者は、必ずいる。自分が解決できることを、事業化して、ブログで情報発信すれば、食っていける可能性は高まるし、解決できた数が増えるほど経験値がアップし、権威性は高まる。

ではどうすればそんなリアル事業を見つけられるのか。あなた自身が見つけるしかないのだけど、見つけ方はいずれ記事に書いてみたい。

この記事を書いた人

カズナリ

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/ノート術。