コロナ禍で自宅勤務時間が増えると運動不足になります。だったら、立ち机で作業したら、どうだろう。足腰に負荷をかけることができるんじゃないか。
ということで、妻と2人で並んで使えるスタンディングデスクを作りました。
家具を解体した廃材で天板を作ったんだけど、苦労しました。その甲斐あってなかなかいいものができました。
FLEXISPOTじゃなくてエメゾの机脚を購入
電動で昇降するスタンディングデスクはFLEXISPOTがメジャーですが、エメゾを購入。
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理由は、エメゾのほうが昇降スピードが早いから。スペックは、
- 昇降範囲66-131cm
- 昇降速度40mm/s
- 耐荷重120kg
といったところ。アマゾンレビュー見るかぎり、品質はしっかりしてそう。
2人用の机天板をリサイクルで作る
購入したのは脚だけなので、天板は別に用意します。
2人並んで使えるスタンディングデスクが欲しい。エメゾ推奨の天板サイズは長さ2メートルまで、とのこと。
それだけあれば2人いけるでしょう。
都合よく、いいサイズの材がありました。妻のベッドを解体した廃材です。長さ210×幅30センチが2枚。これをつなげば。
DIYスタート。
インパクトドライバにダボ穴用のドリルを付けて穴開け。
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接着。当然、これだけでは強度が足りないので、裏から補強するように廃材を貼り付け、インパクトドライバでネジ止めしていきます。
木材は完全に平面ではありません。廃材ならなおさら。
一方が少し反っていて、つなぎ目に段差ができたんだけど、ランダムサンダーで簡単になだらかにならすことができました。
天板作りにサンダーは大活躍。
廃材にはもともとニスが塗ってあります。カッコよく塗装したいんだけど、そのためにはニスを剥がさなければなりません。手でやるならうんざりするほどの重労働ですが、サンダーだと数分で完了です。
塗装で大失敗して大成功した
では塗っていこう。
最終的に、DIYerに人気の「ブライワックス」で仕上げるのですが、その前に水性ステインを塗っておくと、いい色が出るそうです。
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で、塗ってみたら大失敗。水性ステインは「ウォルナット」という色を選んだのですが、黒に近いほど濃い色で、この上からブライワックス塗っても見えないじゃないか、と。
しかたなく、泣きながらサンダーでステインを剥がす。……いや待てよ。なんだかいい雰囲気じゃないか。全部剥がさずに、この上からブライワックス塗ったらどうなるんだろう。
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ブライワックスはジャコビアンを選択。使い古した古材のような雰囲気を狙いたい。
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スチールウールで塗るといいそう。
塗ったら数時間で乾くので、たわしで磨く。
ウエスで余分な油分や塗料を拭き取ると……
あらなんだかメチャいい雰囲気。
ビフォーはこうですからね。
天板に脚を取り付けて完成
では脚をつけましょう。天板裏に、
脚を乗せてネジ止め。配線。
完成。テスト。問題なし。オフィスに搬入しよう。
もともとは白いイケアのデスクを並べていましたが、
こうなりました。
天板が分厚いと剛性が出て、2人並んでキーボード叩いてもびくともしません。
妻の作業環境。
私の作業環境。
ケーブルは後で整理しなくては。
この部屋、もとはちょっと古いファミリーマンションによくある、リビングに隣接した和室だったんだけど、フローリングにリフォームし、無印のスチールユニットシェルフを設置し、そして今回、電動スタンディングデスクを導入し、使いやすいオフィスになってきたか。
しかし正直なところ、和室ってキマらないですね。ふすまの引き戸、押入れ、壁紙。すべてが絶妙にアレで。
まあ、今後もカッコいいオフィス目指してボチボチやっていきます。