2020年が明けたから、今年の目標を書いておこう。
今年は、というか今年以降ずっと続けていくことなんだけど、SDGs(エスディージーズ)でエシカルなライフスタイルを築いていきたい。
食べ残しを出さない ごみを分別する 個人でもできるSDGs
SDGsとは国連サミットで採択された、国際社会共通の目標のこと。
▼外務省によるSDGsの説明。
- 貧困を無くそう
- 飢餓をゼロに
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に対策を
といった17の目標からなる。
一見、国や大企業が取り組むべきことなんじゃない? と思ってしまうんだけど、そうじゃない。食品ロスを出さないとか、ごみを分別するとか、そんな地道な取り組みも立派なSDGsだ。
- ジェンダー平等を実現する
- 住み続けられる街づくりを
といった目標もあって、普段の生活でもなにかできそうじゃないか。
SDGsの企業の製品を選ぶ、あるいはそこに投資する。消費者としてできることもあるよね。
エシカル消費で「良い食事」を応援する
SDGsに加えて、エシカル消費にも取り組んでいきたい。
エシカルとは「倫理」と言う意味。具体的には、フェアトレード、オーガニック、動物福祉などを考慮して消費しよう、という活動だ。
食事を快楽でなく、身体を作るための行為だと考えると、日本の食が崩壊しかけてるんじゃないか、という気がする。世界的に規制が強化されている農薬グリホサートが日本ではなぜか使用量が緩和されたり。遺伝子組み換え食品がどんどん生活に浸透していたり。
でも、これは消費する側にも責任がある。安ければいい。その場限りのコスパしか気にしない。そんな消費者が増えれば、生産者もそれに対応すべく、コスト削減のために農薬を増やすだろう。
だから、矜持をもって良い作物を作る生産者を応援するために、ただ安いからで選ばない。良い食品には、相応のコストをかける。そんな消費者が増えれば、良い食品を供給しようとする生産者も増えるはず。
タフな身体も、良い食事があってこそ。
行動すれば偽善じゃない
SDGsもエシカル消費も、「偽善じゃないか」という思いもある。
私は、企業が排出する食品廃棄物のリサイクルをお手伝いする仕事をしているんだけど、廃棄物処理や、エコフィードによる畜産の現場に触れていると、目を背けていられない。仕事で関わるだけでなく、個人としてもなにか行動しなくては、という衝動が湧いてくる。
食事を残さない、ごみを分別する、などは当たり前にやっていたけど、それをもう一歩進めたい。
SDGsでエシカルに生きていきたい。 行動すれば、それはもう偽善ではないんだから。