京成大久保駅を降り、西へ5分ほど歩くといつも賑わっているお菓子屋さんがある。
そんなに美味いの? 買って食べてみた。
警備員が交通整理するほどのお菓子屋さん
そのお菓子屋さん、郊外の住宅街にあるんだけど、休日は警備員さんが交通整理をするほど賑わっている。
調べてみると、ル・パティシエ・ヨコヤマという有名店だった。
こちらは京成大久保店で、谷津にも店がある。先日記事を書いた谷津干潟からほど近いところ。
店主の横山氏はテレビ東京の「テレビチャンピオンケーキ選手権」を三連覇したパティシエ。名物は岩シューで、2店舗合わせて1日に1200個売れるという。
なんだか凄そう。行ってみよう。
平日なのに名物岩シューは売り切れ
2020年2月、初めての訪問。
▼来た

▼平日午後早め。人だかりはないが店内は混んでいた

▼岩シューは売り切れ

10時に店が開いて、1時間で売り切れてしまうそうな。
しかし、岩シューでなくとも、店内には美味そうなお菓子がいっぱい。ケーキを2つ買ってみた。
店員さんの丁寧な接客に、気分良く店を後に。
苺のパリジャンを食べてみる
▼苺のパリジャン

岩シューがないから似たようなのを選んだ。手が込んでるぶん、値も張る。
▼どれ

なにこれ!?
バリッとしたシュー、新鮮な苺、濃厚な生クリーム、バニラ香るカスタードが合わさり、美味い。あまりのうまさに笑う。
一瞬でなくなった。
アルハンブラーを食べる
▼アルハンブラーというケーキ

普通のチョコケーキかな、と思うじゃないですか。
▼スポンジにラムレーズンとナッツを混ぜ、チョコをかけた構造か

このスポンジが不思議で、今まで食べてきたスポンジではない。自分の中で、スポンジの概念が書き換えられた。
ラムレーズン、ナッツ、スポンジ、チョコのバランスが最高。チョコケーキというと、チョコのビターさで力押しするものだと思っていたが、こういうのもあるのか。
谷津ロールを食べる
2020年7月、再びル・パティシエ・ヨコヤマへ。
▼谷津ロールを入手

谷津とは習志野市の東京湾岸部あたりの地名。その名を冠したロールケーキだ。
▼箱を開ける

▼クリームとスポンジだけのシンプルな構造

▼箱から出してカットするだけで形が崩れるほど柔らかい

▼ふわふわでロールケーキの概念が書き換えられる

スポンジとクリームが合わさり、口の中で溶けて消えていく。毛ほどの抵抗もなく、スルスルと入る。
飲み物に近い。妻と二人で、あっという間に1本食べてしまった。
- 2020-02-09初出
- 2020-07-04追記