メモ本やノート本が好きで、読みました。以下、考えたこと。
考えてるつもりが迷っているだけ
なぜメモするのか、の問いに著者は「本質をつかまえる力を磨くため」と述べています。
考えているつもりが迷っているだけ、というのは実によくあることです。たいがいのことは、メモを書いてみると簡単に解決します。紙の上では。
紙の上だけでも解決しておくことは大事です。あとは実行するだけ、ということなので。
メモはしんどい 時間もかかる
やっかいなのは紙の上でも解決しないこと。だからこそ、メモ書いてなんとかしないといけないのですが、これがしんどい。空気中の水蒸気を集めて水滴にするようなしんどさです。メモから何かを生産する、というのは。
メモには、多大な時間がかかります。メモするということは思考するということなので、しんどい。メモは見返さなければ意味がないのですが、それもしんどい。そういうしんどいことには時間がかかるのです。
メモしないほうがしんどいからメモする
ではなぜそんなしんどいことをするのか。これまでの経験だと、メモしないほうがしんどいのです。同じことが脳内にいつまでもグルグルしてしんどい。そういうのはメモに書いてしまえば、いったんは手放してラクになれます。
たいがいのことは、前出のように、迷っているだけ。だからひとまずメモして手放す。
書いても解決しないことも、メモする。メモして、過去のメモを見返して、といううちにスポッと解決してしまうこともあります。そういうのはけっこう快感です。
解決しないけど、どうでもよくなってしまうこともあります。大半のことはそうやって消えていきます。
メモするのも、しないのもしんどい。どちらかというと、メモしていったん手放すほうがラク。だからメモするんだな、と思いました。