プレジデント誌2020年5月1日号の特集は「脳科学が実証! 一行で差がつく 超一流109人のメモ術」。この類の特集が大好きなのでKindleで購入して読んだ。
▼特集部分だけ抜き出したエッセンス版
プレジデントは普段は読まないけど、メモ術ノート術手帳術のときだけ読む、という私にとってエッセンス版はうれしい。
書けば行動の指針となり夢に近づく
巻頭の対談は「メモの魔力」の前田裕二氏と脳科学者の茂木健一郎の対談。
- ファクトをメモする
- 本質を抽出する
- 長期記憶となる
- 行動の指針となる
- 夢の実現に近づく
というのは面白かった。やっぱり書いて考えて行動するのがいい。人間、書かないと自分が何したいかもわからない、やっかいな生き物なのだ。
行動のためにメモしよう
いろいろな分野で結果を出している人のメモを見ると、行動するためのメモでなければ、メモする意味がないと改めて思う。
いい話を読んだ。聞いた。メモする。それで終わっては意味がない。
本をいくら読んで、読書メモを作っても、行動しなければ意味がない。
行動あるのみ。でも行動だけだと行き当たりばったりになり、経験の蓄積や、中長期の視点が抜ける。そこを補うメモ。
分給1000円の男のメモ術
私的に興味深かったのは小山社長のメモ術。スマホ、ガラケー、タブレット、ザウルス(!)を使っている。MI-E21かな。もう20年ほど前の機体ですよね……
手帳型経営計画書への書き込みも興味深い。
メモ術ノート術手帳術特集をもっと!
メモ術ノート術手帳術の特集は、できるビジネスマンがどんなことしてるのかをのぞき見れるのが楽しみ。本特集でもさまざまなメモが掲載されているけど、もうちょっと数がほしい。
新品の文具の情報は不要。ありふれた文具でもいいから、それをどう使っているかが見たい。
かつての日経アソシエはすごかった。いくら紙面をめくっても、使い込み、工夫されたノートや手帳が続く。この特集どこまで続くの、と読者が舌を巻くほどの疾走感。あの感覚が欲しい。