夢を紙に書けばかなう、というけど、本当でしょうか。
私は起業、再婚、広いマンション、20キロのダイエットなどを、紙に書いたら実現したので本当だと思っています。
なぜそんなことが起こるのでしょう。
夢は書けば「目標」となる

夢は、書けば目標となります。
散歩のついでにエベレストに登った人はいなくて、エベレストに登るという目標を設定するから登れる、みたいな格言がありますね。
富を得た起業家。頂点に立ったアスリート。成功者は夢を紙に書いて目標とし、その達成に向けて行動しているはず。
しかし、書く「だけ」ではだめです。夢を目標として設定したら、そこから挑戦が始まります。
その夢は本物かニセ物か

目標は、分割して、2分で実行できるようなタスクにまで分解しましょう。
あとは淡々とタスクをクリアするのみ。
たとえば、フェラーリが欲しい、という目標なら。
車体の値段。ローン返済のために必要な収入。維持費。このあたりまで書き出せば、今の収入と、フェラーリに乗れる収入との差が明確になるでしょう。
すると、現実が見えてきます。
「そもそも私は本当にフェラーリが欲しいの?」
と自問することになります。それでもやっぱり欲しいなら、タスクのクリアに取り組むのみ。
それほどまでしてフェラーリが欲しいわけではない、ということに気づくかも。なら、それは夢ではなかったのです。妄想とか、ちょっとした物欲だったわけで
「夢」と思い込んでいたことが、実はそうでもなかった。と気づく価値は大きいです。へたすると、死ぬまで「フェラーリに乗りたかった」という妄想を引きずってしまうかもしれないのですから。
夢を、本物とニセ物に分ける。これを「夢の選別」と呼びましょう。
夢は不変ではない 変質した「夢」は供養しよう

本当にフェラーリが欲しい。ならば、収入アップの目標を具体化し、日々実行できるタスクにまで落とし込み、それをひたすらクリアしていくことになります。
何年も、十数年も、ひょっとしたら数十年におよぶ挑戦となるかも。それはもう、人生ですね。
目標は不変ではありません。目指すうちに、
「そんなに収入増えないわ。フェラーリはムリだわ」
とか、
「フェラーリよりマンション買うほうが先じゃない?」
というように、しぼんだり、変わったりしていきます。
しかし、挑戦は無駄ではありません。フェラーリを目指したことで、収入も能力もアップしているはず。
やるだけやったけどダメだった、とあきらめもつきます。フェラーリ貯金がマンションの頭金ぐらいにはなるかもしれない。
夢を夢のままで思い続けるより、書いて目標とし、挑戦すれば、あきらめがつきます。得ることも多いでしょう。これを「夢の供養」と呼びましょう。
ダイエット 起業 再婚 広いマンション 書いたら夢がかなった

私の場合、次のような夢を紙に書いて目標とし、実現してきました。
- 20キロのダイエット
- 独立起業して自由になる
- 再婚して自分の家族を築きたい
- 広くて眺望のいいマンションに住みたい
- 身体の不調な部分を治したい
こうやってかなえた夢をリストアップしてみると、人生が大きく変わっていることに自分でもおどろきます。すべて、書くことから始まりました。まず書かなければ、これらの変化は訪れなかったでしょう。
この中でも、特に難しい夢は起業と再婚です。ダイエットは個人で完結するけど、起業も結婚も他者との関係であり、縁や運がからみます。
成功者は、縁や運さえもコントロールできる、といいます。
伝説の営業マン、市村氏は、早起きしてまず書くそうです。書いたメモを、徹底して実行する。その積み重ねの果てに、運をつかめる、と説きます。
まず、夢を書いてみましょう。
- 2020-02-01初出
- 2020-06-10改訂
- 2020-12-05改訂