起業副業手帳術 時間管理も発想もタスクも1冊にまとめよう

起業したい。副業で収入をアップしたい。そのためにノートを書こう。

起業するには、アイデアを具体化し、実行することのできる「タスク」にまで粒を細かくし、それをひとつずつクリアしなければならない。実行しなければ、現実は変わらない。

実行しても、必ず望んだ結果となるわけではない。しかし、何らかの変化は訪れる。その変化は、あなたを思いもしなかった場所へ、導くかもしれない。起業ノートは、主体的な変化を起こすためのツールだ。

今日1日のタスクを、書き出す。注意深く、集中して、全力を注いで、ひとつずつクリアする。1日が終われば、別のタスクが生まれているが、それは明日やることにして、今日はひとまず区切りをつけることができる。

タスクを実行していると、メモが発生し、発想が生まれる。暗闇に一瞬だけ閃く発想の火花。発想したことさえ忘れてしまうそれ。大きな利益を生むかもしれない。消えてしまう前に、書き止めておこう。

やること、やったこと、考えたこと。書いて、読み返して、また書く。起業ノートを書いてみよう。

B5ノートの見開きで一日を管理する

こんな起業ノートを書いていた

▲B5ノートに書いていたころ

▲見開きで1日を管理

左ページのタイムラインは2段構成。5〜23時の18時間を管理している。

右ページは、

  • タスク (4段に区切って書く)
  • 1日20ポイント管理シート (営業活動を数値化して管理)
  • 目標書くだけシート (1日の終わりに目標を書き出し明日のタスクをひねり出す)
  • フリーメモ
  • 4行日記

という構成。

「1日20ポイント管理シート」「目標書くだけシート」は、「月収1万倍仕事術」という本が出どころ。

▲仕事に悩めるすべての営業マンにおすすめの本

この見開きを見るだけで、

  • 今日がどこまで進んでいるのか
  • 今日の残りがどれぐらいか
  • 今日のタスクはなにが完了したのか
  • 今日のタスクはなにが完了していないのか

を把握できる。常に開いた状態で机の上に置いている。

この1日管理フォーマットに全力を投入し、1日の終わりに4行日記を記入して今日をふりかえり、バタッとベッドに倒れ込んで熟睡する、というのが理想的な1日。

日付けとページ数は必ず記入する

▲日付けは必ず記入する

どのようなノートでも、日付けは必ず記入しておきたい。特に、会社辞めて起業すると、今日が何日で何曜日という意識が薄れていく。書いて何度も確認しよう。

▲ページ数は通しで記入しておくと便利

ノートにページ数をふる。ノートを更新したら1に戻るのではなく、通し番号でふっておくと便利。数冊前のノートにも、簡単に手動リンク(→○○○ページ参照、とか)を張ることができる。

システム手帳で1日を管理する

2020年9月現在、起業ノートはシステム手帳に書いている。

▲ファイロファックスのウィンチェスターに書いている

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B5ノートと同様、見開きの左にタイムライン、右にタスクという構成。やったこと、発想も右に書いていく。1日が見開きではおさまらないから次のページにも書く。

B5ノートよりシステム手帳が優れている、というわけではなく、どちらにも長所短所がある。何を使うか、ではなく、どう使うか、だ。ひとつのものを意地でも使い続けることで、その使い方が成長するのではないか。

モノがあふれている現代では、それがいちばん難しいんだけど。

今日という日にケリをつけて明日へむかうために

▲1日が終わったらこうなる

起業する。復業する。孤独な戦いだ。

サラリーマンだと仲間や上司がいる。会社が自分を管理してくれる。会社員のときには気づかなかったが、「誰かが、弱く怠惰な自分を管理してくれる」というのは、実はとても素晴らしいことだ。

上司や同僚や後輩の目があるから、朝起きて仕事に行く。尊敬する上司にほめられたいから、仕事の結果を出そうと工夫する。そうやって、ストレッチ効果で、実力が伸びていく。

▲記入後の日付け周辺のようす。天気、気温、睡眠時間、体重、摂取カロリーなどを記録している

しかし、起業や副業という孤独な戦いは、だれも自分を管理してくれない。自分で自分を管理し、しかり、ほめるしかない。

自分で自分を管理するって、高度なスキルだ。普通の人は、なかなか自分で自分を管理できない。時間をどうつかったか記録するのは、自分で自分を管理するため。

1日に全力を投入したら、今日のことはスッキリ忘れて眠って明日また戦う。1日1日、着実に前に進むために。

手書きには絶大な効果がある

PCやスマホを使わず、あえて紙に手書きすることに意味がある。

たとえば「Aさんに電話する」というタスクを書く。Aさんに電話しようとしてふと気づく。Aさんに電話する前にBさんに確認の電話しておかないと。

→ いや、Bさんに電話する前にAさんのあの資料を確認しておかないと

→ というか電話するより資料を抜粋してまとめてBさんにメールするほうがいい

→ ということはBさんにメールして返事を待ってAさんにメールするほうがいい

→ Bさんからの返事は何時までにほしいから、○時間後に返事がなければ電話してでも返事を督促しないと

ということはよくある。「電話をかける」という一見シンプルなタスクの裏側に、複雑なタスクが隠れている。

タスクをすべて洗い出し、何も考えずに単純に実行できるまでに粒度を細かくするには、手書きが最善だ。何度もPCやスマホでやってみたが、うまくいかない。

▲ノートに書いた議事録。仕事の議事録は掲載しにくいので、これは結婚パーティーの打ち合わせ議事録なんですけども

殴り書き、走り書きで、まずは思考を洗い出す。フォーマットは、スマートノートだったりマインドマップだったり、なんでもいい。書いて考えつくし、すぐに実行できるまで単純化したタスクを、リストに書き出す。

タスクを実行すると、電話のメモや、打ち合わせ議事録からタスクが発生するからメモしておく。議事録も、アイデアも、なにもかも記録して、タスクにまで分解して、リストに書き出し、実行する。

その繰り返し。

  • 2018-08-11初出
  • 2020-09-05改訂

この記事を書いた人

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/システム手帳いじり。