ノートに手書きする“バレットジャーナル”で仕事も生活もうまくいく

ノートに手書きで手帳を作る「バレットジャーナル」が海外で流行してて、日本でも脚光を浴びている。バレットジャーナルとはなにか。

スマホでよくない? 手帳でいいよね? 女性向けのおしゃれなノート術でしょ?

そのへんの疑問を、調べてみた。

バレットジャーナルとはなにか

インスタグラムで、

#Bullet journal

#bujo

などのタグで検索すると、モリモリにデコレートしたノートや、シンプルかつ美しくレイアウトしたノートがダーッと表示される。ああバレットジャーナルとはこんな作品的なノート作りのことなのか。いや、そうではない。

バレットジャーナルの考案者はニューヨークに住むクリエイターのライダー・キャロル(Ryder Carroll)氏。ライダーさんによるバレットジャーナル公式はこちら

ライダーさん、子どものころからスケジュール管理が苦手だった。それを克服するために、試行錯誤を重ねて2013年にバレットジャーナルを考案したという。ライダーさんはバレットジャーナルを黒のペンだけで書く。イラストもない。

▲ライダーさんのバレットジャーナル解説

ではデコレーションモリモリや美しいイラストを書いたノートはバレットジャーナルとしては邪道なのか? そういうことでもない。シンプルでも、デコレーションしても、どっちでもバレットジャーナル。バレットジャーナル公式の入門解説(http://bulletjournal.com/get-started/)によれば、バレットジャーナルの本質は「ラピッドロギング」にある。

Rapid Logging

素早く記録する、みたいな意味。そのためのルールとして、

  1. トピック(そのページのタイトル)を書く
  2. ページ番号を書く
  3. 箇条書き(バレット)で書く

といったものがあり、必要に応じてフォーマットを作ればいい。

なぜ紙とペンなの? スマホでよくない?

雑誌やウェブで、できるビジネパーソンが「仕事はすべてスマホ一台で完結」「ペーパーレスで効率アップ」と唱えてても、本気で信じてはいけない。

そのデキる人、本当にスマホ一台あればなんでもできる天才なのかも。あるいは、会社のトップだから、スケジュールやタスク管理をアウトソーシングしてて、スマホ一台で仕事が完結する環境なのかも。

バレットジャーナル考案者のライダー氏は、スケジュール管理が苦手で、試行錯誤した末に紙とペンにたどりついた。そこから生まれたバレットジャーナルを、海外でも日本でも実践する人が増えている。スマホとクラウドでなんでもできそうな時代だけど、バレットジャーナルがこれほど支持されていることには意味があるんじゃないか。

私も、一度はペーパーレスに憧れて紙の手帳やノートを捨てようとしたけど、生産性ガタ落ちした。手帳とノートを復活させたら生産性が復活した。スマホでなんでも管理できる人ならそれでいい。でも、スマホだけではなんだかうまくいかない、という人はノートに手書きを試してみてはどうだろう。

なぜノートなの? 手帳でよくない?

「手帳病」という病気がある。

手帳シーズンになると(「手帳病」の人にとっての手帳シーズンは9月にスタートする!)そわそわしだして、来年はどんな手帳をつかうか悩み、何冊も買い込み、新年がはじまったらやっぱりこれじゃないわとまた手帳を探し、結局は手帳を一年間使いきることがない。

私も昔は手帳病だった。「理想の手帳など存在しないんだな」と気づいて完治したけど。

バレットジャーナルなら、理想のフォーマットはいくらでも作れる。ノートに手書きだから。

おもしろいことに、フォーマットを日々手書きしてると、アイデアが湧き、改善され、どんどん洗練されていく。記録の解像度が上がってくるというか。すると記録の手間が増えるので、そこはラピッドロギングとの兼ね合い。ちょうどいいところを探りつつ、ノートは変化していく。

一年も続けると、もうまったく別もののノートになってて、現在と過去のノートを並べて比べると楽しい。

バレットジャーナルって女性のものじゃないの? いいえ男性にもおすすめです

「バレットジャーナル」でウェブを検索してみると、情報を発信しているのはほとんど女性だったりする。インスタ映えする作品的なバレットジャーナルの可愛さが女性の感性にフックするのだろう。

しかし、先にも書いたように、バレットジャーナルはスケジュールやタスク管理のためのひとつの手法に過ぎない。高級ノートに美しいイラストを描いてもいいし、コクヨにガリガリ書いてもいい。スマホや手帳での管理がしっくりこないという男性には、ぜひバレットジャーナルを試してみてほしい。

とくにビジネスにおいては、バレットジャーナルに限らず、「手で書く」という行為はよい効果がある。

この記事を書いた人

カズナリ

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/ノート術。