シグマ24-70mm F2.8 DG DNのLマウント版のファームウェアVer. 1.1が2020年6月25日に公開された。周辺光量補正データの最適化を図った、としている。
そういえばLUMIX S1と24-70mm F2.8 DG DNでレンズのファームウェアアップデートは初めて。手順を記録しておこう。
現在のファームウェアのバージョンを確認する

「MENU/SET」ボタン>「セットアップメニュー」からバージョン表示を選択する。
メニューボタンを押して、スパナのアイコンからさらにスパナのアイコンをたどると、「バージョン表示」がある。カメラ本体のファームウェアのバージョンが古いなら最新にアップデートしておく。
バッテリー残量を確認する
残量50%以上でなければならない。
SDカードのルートにファイルをコピーする
シグマから更新ファイルをダウンロードし、
そのファイルをSDカードのルートにコピーし、S1へ。
S1でレンズのファームウェアをアップデートする
メニューボタン>スパナ>スパナ>バージョン表示>ファームウェアアップデートへ。
▼「はい」を選択

▼緑のバーがギューンと伸びて、

画面が消えたらファームウェアアップデート完了。
▼バージョンが上がっている

で、今回のファームウェアアップデート、周辺光量補正データの最適化なんだけど、ちょっと撮影してみてもその効果はよくわからない。
LUMIX S1によるレンズのファームウェアアップデートまとめ
というわけで、レンズのファームウェアアップデートの方法は、ボディと同じだった。SDカードのルートに存在する更新ファイルによって、本体かレンズかどちらをファームアップするか判断しているのだろう。
つまり、複数の更新ファイルがあるとトラブルの原因となるから注意したい。
今回はSDカードに更新ファイルをコピーしたが、パナソニックの手順では更新ファイルのコピー先を「メモリーカード」としているから、CFexpressカードでもいけるはず。