今年のAmazonプライムデーではいくつかのものを買ったんだけど、「これスゴいなー」と驚いたのがFotoproのカーボン三脚「X-Aircross1」。
なにしろ約15,000円という激安価格!
カーボンの4段トラベル三脚が15,000円って大丈夫なの?
[amazonjs asin=”B0761WXY97″ locale=”JP” title=”【Amazon.co.jp限定】 Fotopro カーボン三脚 X-Aircross1 MATT BK 4段 22mm 小型 軽量 トラベル 自由雲台 マットブラック 816825″]
X-Aircross1、プライムデー価格で15499円という驚きの価格だった。アルミじゃなくてカーボンですよこの値段……
なお、通常価格でも23,793円と、カーボントラベル三脚としては破格の安さ。
現物見ずに買うのは不安なのでググってみたら、以下の記事がヒットした。
今年のCP+観にいったけど、X-Aircross1は記憶に無いな……
Amazonレビュー読む限りはいい製品みたいだし、まあいいかと購入してみた。
Fotopro X-Aircross1を開封する
▲届いた
箱の時点ですでに軽すぎて不安になる。
▲三脚本体は815グラム
▲持ち運び用のケース入り
▲三脚本体が異常に軽い
▲軽すぎる
カメラ屋さん店頭でトラベル三脚を何度も触ってきたが、別次元の軽さ。
▲雲台
安っぽさはない。
▲レバー
ダイヤルやレバーの節度もよく、どこにも安っぽさがない。
▲脚のロック部分
脚の伸縮ロックはレバーやナットでなく、ひねりで。こういうのはじめて見た。
後述するけど、ここに不具合が……!
▲雲台とクイックシュー
クイックシューも十分な品質。
▲安っぽいところが全然ない
というわけで「どこかでコストダウンしてて残念な部分あるはず」と覚悟してたがまったく品質に不満はなかった。
最近の中国製品の品質高い……
X-Aircross1とアルミ三脚の重さを比べてみよう
▲カーボンの模様にウットリする
815gがどれほど軽いのか。
ポピュラーなアルミ4段トラベル三脚と比べてみると……
[amazonjs asin=”B00COLBNTK” locale=”JP” title=”Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段 ボール雲台キット MKBFRA4-BH”]
マンフロットのBefreeが1.4キロ。
X-Aircross1のほうが585グラム軽い。
そのぶん、Befreeのほうが剛性が高く、重いものを乗せても大丈夫。
とはいえ、X-Aircross1でも耐荷重は2.5キロと十分。
脚がロックされないという致命的な不具合があったのでAmazonに連絡したら
ところで、届いたX-Aircross1、伸ばした脚が1カ所だけロックされないという不具合があった。
X-Aircross1は脚のロック機構を簡略化しており、ヒネるだけでロックできるんだけど、いくらヒネってもロックされない。カメラ乗せると脚が勝手に縮んでいく。
これは致命的なのでAmazonに交換を申し出た。
▲右が交換品
すると翌日には交換届いた。なんて速い対応……
交換品はロック機構に問題なかった。
この脚のロック機構、ひねって伸ばしてひねるだけで三脚の脚を固定できるので、慣れてくるとものすごく速く三脚をセットできる。
レバーやナットが存在しないから、かさばらずコンパクトになる利点もある。
いっぽう、レバーやナット式と比べると、華奢な気もする。
そのへんはこれから検証しつつ、X-Aircross1を使い倒しているうちに次に必要な三脚も見えてくるだろう、と。