写真の管理に「Lightroom Classic」を使っています。これを「Lightroom」に移行できないか、試しています。
モダンなLightroomを使いたい
Lightroom Classicは、パソコンのストレージにデータを保管し、フォルダに分けて分類します。クラウド以前からの、古い管理方法だといえるでしょう。
Lightroomだと、クラウド(Adobeが提供する「クリエイティブクラウド」)にデータをアップロードし、複数のパソコンや、iPhoneやiPadの「Lightroomモバイル版」と同期できます。今風ですね。
ちなみに「Lightroom Classic」と「Lightroom」、呼び名が似ていますが別のアプリです。ややこしい……
Lightroom Classicは、なんでもできるといえばできるんですが、写真が増えるほど、管理が煩雑になっていくんじゃないかという気がしています。すべてローカルに保管するから、その管理が大変です。
クラウドで写真管理をラクにしたい
例えば、以下の記事で書いたように、写真が増えてMacのSSDにおさまらなくなったら、カタログファイルを分割して外付けストレージに移動したり。
クラウドにデータがあるLightroomなら、こういうことしなくていい。他のMacやiOSデバイスから写真を参照できるし。
クラウドのデメリットは、コストがかかること。私が使ってる「フォトプラン」はPhotoshop、Lightroom、Lightroom Classicが使えて、20GBのクリエイティブクラウドがついてきて、980円/月のサブスクです。
20GBって写真のrawファイルだとあっという間になくなるので、ひとまずは1TBにはしておきたく、すると計1,980円/月となります。
けっこうな出費ですね。
サンダーボルトSSDでローカルストレージを強化するという手もある
最近は、サンダーボルトで超速い大容量SSDも安くなってるから、Lightroom Classicを使い続けて、ストレージに投資するのもひとつの手です。
▲このケースに、
▲このSSDを突っ込むと、
サンダーボルト3接続の2TBの高速外付けSSDとなります。これだけの容量を常時Mac miniにぶら下げておけば、カタログの分割を最小限にしつつ、Lightroom Classicを快適に使えることでしょう。
合計約46000円と、初期投資が必要ですが。
Lightroom ClassicとLightroomを併用できないか
ところで、Lightroom Classicと、Lightroomは、データを同期できるそうです。
両者を併用しながら、少しずつ移行していくのもありか。
しかしこれ、「同期」と言えるのかな。上記リンク先から、一部引用します。
Lightroom Classic はオリジナルのファイルを同期しますか?
Lightroom Classic からクラウドへ:Lightroom Classic からコレクションを同期すると、スマートプレビューのみが同期されます。スマートプレビューはクラウド上の容量を使用しません。
クラウドから Lightroom Classic へ:Lightroom デスクトップ版またはモバイル版から画像を同期する場合、オリジナルのファイルがダウンロードされます。
Lightroom Classicで指定したコレクションが同期の対象となるんだけど、写真のオリジナルデータはクラウドに上がらず、スマートプレビューのみが上がるよ、と。
いっぽう、Lightroomや、Lightroomモバイル版からクラウドに上げた写真を、Lightroom Classicに同期すると、オリジナルの写真データがパソコンにダウンロードされます。
Lightroom Classicが、あくまでローカルに写真データを持つ仕組みなので、しかたないんでしょうか。クラウドを中心に写真を管理したいなら、この「同期」は使いにくいですね。
ということで、この記事のテーマ、検討中で答えはまだ出てません。