SEL200600GをSEL100400GMと比較してみる

▲SEL200600G(ソニー公式より)

ソニーが2019年6月11日、「FE 600mm F4 GM OSS」と「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」(SEL200600G)の2本のレンズを発表した。

超望遠ズームが欲しく、「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」(SEL100400GM)の入手を検討していたのだが、当然SEL200600Gは気になる。大きさ重さなどスペックを比較してみよう。

▲関連記事

大きさと重さを比較する

FEレンズ望遠ズーム比較表。400F28はズームではないが参考値として。SEL200600Gの「相場」は、2019年6月現在はまだ販売されていないため税抜きの定価だ。

SEL200600Gは最大径111.5ミリ、長さ318ミリ、重さ2115グラム。SEL100400GMと比較すると17.6ミリ太く、113ミリ長く、720グラム重くなった。720グラムというの相当な差だ。店頭で触ってみたい。

最短撮影距離、最大撮影倍率はSEL100400GMのほうが優秀だが、もはやそこを気にするレンズではあるまい。

焦点距離400mmと600mmって実際どれぐらい違うの?

400mmと600mmで被写体の大きさはどれほど違うのか。望遠ズームを使ったことがないので実感がない。

ソニー公式のSEL200600G動画の最初に、ちらりと焦点距離の比較が出てくる。

▲先出の動画の18秒ぐらい

200mmと400mmは当然違うし、400mmと600mmも全然ちがう。このシーン、元写真の中央をトリミングしてるのだろうが、元写真で比較するとさらに体感的な被写体の大きさはちがうはず。鳥なんかを撮るには600mmのほうがいいのだろう。

インナーズームで全長が伸びない

SEL200600Gはインナーズームであり、ズーム操作をしても全長が伸びない。SEL100400GMはインナーズームではない。

ズームで長さが変わると、重心も変化する。全長が変わらないほうが操作性はいいはず。防塵防滴の面からも、インナーズームは有利だ。

また、これはけっこう大切なのだが、レンズは伸びないほうがカッコいい。

テレコンで APS-Cクロップで 焦点距離を稼げない?

SEL100400GMを入手し、もし望遠側の不足を感じたらテレコンで対応する、というのはどうか。SEL14TCならテレ端560mmでF8、SEL20TCならテレ端800mmでF11となる。800mmってすごいな……

しかし、α7RIIIのAFの問題がある。位相差検出方式AFが作動するのはF8までなので、SEL20TCによってF11となるとAF速度の低下はまぬがれない。

さらに、テレコン装着ってかなり面倒なはず。そこも考慮しておかなくては。

APS-Cクロップで焦点距離を伸ばすこともできる。これは画像中央をトリミングしているに過ぎないけど、α7RIIIの高い解像度であれば、まあ使えるんじゃないか。1.5倍なのでテレ端400mmが600mm相当に、テレコン1.4倍と併用で840mm相当に、テレコン2倍と併用なら1200mmとなる。

SEL100400GMとSEL200600G比較まとめ

というわけで、FE超望遠ズームレンズ2本を比較してみた。

SEL100400GMのほうが小さい。特に、SEL200600Gが720グラムも重いというのは留意しておきたい。店頭で実際に比較してみたら、あらゆる違いを超えて「200600ないわー」となるかも。

しかし、被写体が鳥のように小さいと、焦点距離600mmのほうが有利だ。SEL200600Gはインナーズームだというのもいい。

焦点距離で不利なSEL100400GMだが、テレコンやAPS-Cクロップで少しはごまかせるが、600mmという焦点距離が必要ならはじめから600mmのレンズ買うほうがいい。でもこの大きさ重さはなー。……以下ループ。

そもそも、ネット各所でαユーザーの意見を拾ってみると、SEL200600Gは大人気で、予約しないと発売時に入手するのは難しそうだ。

▲ソニー公式のSEL200600Gページ

上記によればソニーストアでは2019年6月18日から予約を開始するとのこと。しかし初心者の私にはハードルの高いレンズであることは確かで、触りもせずに予約するのは躊躇する。

100400の値下がりも期待しつつ、発売されたら店頭で触ってみて考えたい。

この記事を書いた人

カズナリ

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/ノート術。