スキンヘッドにするため、シェーバーを買い替えました。フィリップスの9000シリーズ、「S9182/26」です。
これまでブラウンやパナソニックのシェーバーも使ってきましたが、頭を剃るにはフィリップスが最適です。スキンヘッドにする、という観点から、このシェーバーをレビューします。
[itemlink post_id="10751"]
▲フィリップスの製品の型番は複雑です。9182/26はすでに廃盤ですが、「9000シリーズで洗浄機付きで最安値」のものを選ぶといいでしょう。
S9182/26を開封する
▲Amazonで購入。翌日に届きました
▲同梱品。左上から時計回りに、シェーバー本体、持ち運び用のケース、取説、洗浄剤、ヘッドを分解するときにつかう治具、トリマーヘッド、電源コード、洗浄充電器
静かで振動の少ない回転式
▲ブラウンやラムダッシュに比べて握りやすい
頭を剃るには、逆さまに持つことが多いですが、それでも持ちやすいです。
ラムダッシュやブラウンのような往復式になれていると、はじめてフィリップスを手にしたときは、細くて軽いのでたよりなく感じるかもしれません。
電源スイッチを入れると、さらに不安は増すでしょう。音は静かで、振動も少ない。こんなに弱々しいのに大丈夫かな? と。
大丈夫です。
往復式はモーターの回転エネルギーを、直線方向の往復運動に変換するから、パワーロスが大きいのです。
フィリップスは、モーターの回転エネルギーをそのまま回転に使います。パワーロスが少なく、振動や騒音もおさえることができるわけです。
持ち運ぶなら付属の保護ケースもチェックしたい
▲持ち運び用のセミハードケース
▲十分に保護できます
出張などで持ち運ぶ機会が多いなら、どんなケースが付属しているかも確認しましょう。
他メーカーのシェーバーですが、付属の持ち運びの袋がペラペラで、カバンに入れていたらヘッドが破損したことがあります。
フィリップスはセミハードのケースが付属します。保護能力は十分です。
洗浄機が故障したので修理に出してみたら
▲充電洗浄機
▲底部に洗浄液が入ったカートリッジをセット
ブラウンもカートリッジ式。あちらは洗浄液にアルコールが入っていて、それによる除菌を売りにしています。
しかし、十分に乾かしたはずなのに、シェーバーに付着した洗浄液が乾いてないことがあって、アルコールが肌にヒヤリとして、気持ちのいいものではありませんでした。
フィリップスはアルコールをつかっていません。機械の洗浄力自体も、少し弱い気がします。
また、1年が過ぎたころ、洗浄機が故障してしまい、修理に出しました。代金が発生するだろうと覚悟してたら、無料でした。
フィリップスは2年保証だったのです。パナソニック、ブラウンは1年保証で、そこを理由にフィリップスを選ぶ人もいる、とは販売店担当者の話です。
3つのヘッドが追従して広い頭皮を剃り上げる
▲3つのヘッドが動いて、頭蓋骨の凹凸に追従し、効率的に毛を剃ることができる
フィリップスは回転式であるため低振動、低騒音です。
3つのヘッドが動き、広い頭皮へ追従するため、素早く剃れます。軽くて握りやすいこともあり、スキンヘッド用には最適でしょう。
使い方にはコツがあります。皮膚に押し付けて、せわしなく動かすとかえって剃れません。皮膚の上を軽く滑らせるように、ゆっくりと動かしてみましょう。
もどかしい気がしますが、そのほうが速く剃れます。
髪やヒゲを剃ったクズが、肌につかないのもフィリップスの利点です。ブラウンやパナソニックの往復式だと、ヒゲクズが黒い粉末となった肌について、不快です。
これだけでも、十分にフィリップスを選ぶ材料となります。
[itemlink post_id="10751"]