カメラを安全に運びつつ出張できるバックパックが欲しく、ピークデザインのエブリデイバックパックV2の30Lを購入しました。
でも私の用途には合わず、すぐに手放しました。その理由を書いておきます。
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166センチ女性が背負うとこんな感じ
エブリデイバックパックV2の30Lを妻(身長166センチ)が背負ったところ。
こうなります。
179センチ男が背負うとこうなる
私。179センチです。
外観 自立してくれるのがいい
地面に置くと、自立してくれるのでいいですね。
上と側面にハンドルがついてて便利です。
側面のポケット、ピタッと本体にそうように閉じてて、容量が低いのかなと思いきや、フタやマチが工夫されてて、けっこうものが入ります。
ストラップはマグネット入りで、本体に吸着します。ブラブラしなくて快適。
側面が開いてアクセス良好
側面がガバッと開いて、中身を取り出せます。
両側が開きます。
側面が全開することで、底のほうに入っているものにもすぐにアクセスできます。
バッグは下ろさなくてOK。肩からストラップを片側だけはずし、前に持ってくれば中身に手が届きます。
この動作がとてもスムーズなんだけど、その秘密はショルダーストラップにあります。
ストラップの付け根が回転する仕組み。どんな体型にもフィットしやすいし、バックパックを体の前に持ってきやすい。
上部のフタは、「マグラッチ」と呼ぶクロージャーで閉じます。これがまた便利。容量を増やすこともできます。
モノの位置を固定できるのは便利だが入る量は少ない
あちこちの小物用ポケットや、エブリデイバックパックの特徴であるディバイダ(仕切り板)でモノの位置を固定できるので、なにがどこにあるかをすぐに把握できます。
しかし、セミハードケースといっていいほど本体は硬く、その中を仕切り板で区切るので、思ったほどものは入りません。単純な袋状の、なんの保護機能もないバックパックとは違うカテゴリの製品ですね。
色は「チャコール」です。ピークデザインといえば「アッシュ」なんだけど、バックパックV2の30リットルにはアッシュがないのでした。
想像と違ったからエブリデイを手放した
気に入ってたはずのエブリデイバックパック。しかし背負って歩いてみるとネガな部分が目立って、手放してしまいました。
カメラを保護して出し入れする。その点では最高のカバンです。しかし背負って歩く、ということでは弱点が目立ちます。
全体が箱状で、背に当たる部分も一枚の板っぽいので、フィットしません。歩くとカバン本体が左右にブレます。ショルダーストラップ回転機構が、歩くたびにキュッキュとノイズを立てます。
これらが、歩いているとストレスで、疲れやすいな、という印象です。
モノが思ったほど入りません。30リットルということなんだけど、これはフタのマグラッチをいちばん上の位置で閉じた時の容量のようです。そうすると確かに容量は増えるけど、カッコ悪いです。
そんなわけで、このバックパックから心が離れてしまいました。店頭でどれだけ気に入っても、背負ってある程度の距離を歩いてみて、はじめて真価がわかるということですね。
カメラを出し入れする機能よりも、背負って歩くほうが自分には大事だということがわかりました。再びバックパック探しの旅へ。
▼そして、このあと入手したバックパックは理想的で、気に入って毎日使っています。
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- 2020-03-00初出
- 2020-07-05追記