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日記

大洗磯前神社を訪ねた

銚子電鉄の小さな旅を終えた我々は、次の目的地である茨城県は大洗市へ向かった。

今宵の宿が近づく。途中、有名な「大洗磯前神社」(おおあらいいそさきじんじゃ)があるという。立ち寄ることにした。

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巨大な鳥居をくぐり 静かな神域へ

大洗の海岸沿いを走るサンビーチ通りに車を走らせれば、巨大な鳥居が現れる。くぐる。そのまま坂道を上がれば、神社の駐車場だ。

▲大洗磯前神社拝殿

海がすぐそこにあるはずだが、静かな山の中のような雰囲気だ。

▲カエルの石像と遊ぶ人

▲狛犬

▲大黒天と恵比寿天

大黒天って、もとはインドの神様だったっけ。神社っぽくないよな。神仏習合だからいいのか。

長い階段を降り 荒磯に立つ鳥居を見る

▲鳥居から大洗の海を望む

やっと海岸ぽくなってきた。

▲海岸への階段

これは帰りがキツそう。

階段を降り、道路を渡り、

▲海がすぐそこ

建物の間の路地を進めば、

▲神磯の鳥居

絶景が。

斉衡3年(856年)、このへんに大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の2神が降り立ったという。

856年といえば平安か。

平安時代中期の「延喜式神名帳」には大洗礒前神社の名があるので、そのころにはもう神社があったのだろう。

時代が下り、戦国時代には荒廃した。近世に水戸藩2代藩主の徳川光圀と3代の綱條により、よみがえった。

▲二の鳥居

さて帰るかな。これ登らないとな。

▲夕暮れが近い

日が暮れる。

大洗名物、あんこう鍋を食したかったが、あれは冬の魚らしい。

大人しくホテルへ向かう。