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日記

ミステリーランチの2デイアサルト を買った

カメラを安全に運びつつ出張できるバックパックが必要なのでピークデザインのエブリデイバックパックV2の30Lを購入しましたが、手放しました。

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次に入手したのがミステリーランチの2デイアサルト。

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このバッグは気に入りました。長期間使うことになりそう。

2デイアサルトはどんなバッグか

▲正面から。ウェビングが物々しい

ミステリーランチはバックパックのメーカーとして名高い。

ネイビーシールズをはじめ、アメリカ軍にバックパックを納品しています。

そういうのに弱いです。

▲横から。立体的な構造でモノを入れやすい

ハンターや登山家など、本格的なアウトドア用途向けに、タフな製品を展開しています。

「2デイアサルト」は、その名の通り2日間の行軍(アサルト)を想定した容量のバックパック。

▲背面。ショルダーパッドが分厚い

「3デイアサルト」と「1デイアサルト」という製品がすでにあって、容量的にはその中間です。

3にも1にもない、2デイだけの特長は、安いこと。3も1も、アメリカ製で値段がすごく高いです。3デイアサルトは、7万円とかしますから。

2デイアサルトはベトナム製で、約27,000円。バックパックとしては十分に高いですが、3デイアサルトと比べるとまあ、それほどでも。

機能もタフさもメイドインアメリカの3デイゆずり

▲Y字ジップでガバっと開く

3デイアサルトより安いといっても、

  • 500デニールのコーデュラナイロン
  • ガバっと開くY字ジップ
  • 便利なポケット、PCおよびドキュメントスリーブ
  • 背負う人のサイズに合わせて背面を調整できるフューチュラヨークシステム

といったミステリーランチの特長を受け継いでいます。

▲背面にPCおよびドキュメントスリーブ

▲気室は1つだがポケットが多くて荷を小分けできる

質感も高く、廉価版といった雰囲気は感じられません。

▲背面の長さやショルダーストラップ調整すればオーダーメイドしたようにぴったりに

フューチュラヨークシステムは秀逸で、オーダーメイドしたように背中にぴたりとバックパックが吸い付きます。

しっかりしたショルダーストラップ、薄いが必要十分なヒップベルト。これらにより、重い荷物を背負って長時間歩いても、身体への負担を減らしてくれます。

ポケットが多くて便利

▲上面はおにぎり型

構造は1気室。いろいろなバックパックを使ってきましたが、結局これがいちばんシンプルでいいです。

▲最上段のポケット

ポケットがたくさんあって、便利。

▲2段あって、けっこうモノが入る

トップの2段のポケットには十分な容量があり、スマホや財布などはここで十分。

▲メイン気室のPCスリーブには横からもアクセスできる

▲サイドのポケット。ペットボトルや水筒を放り込める

▲雨が降ったり止んだりの季節はカサを入れても便利だ

1気室大容量の弱点をつぶす考え抜かれた設計

▲身長166センチ女子が背負う

1気室のバックパックは、モノがたくさん入るが、入りすぎてしまって何がどこにあるかわかりにくくなるのが欠点です。

荷物が増えるほど垂れ下がり、下ぶくれになって、見た目にカッコ悪くなります。

そのため、重心が体幹から離れてしまい、疲労の原因となります。

▲下がすぼまった形

2デイアサルトは、下に向けてすぼまっていく形です。

なぜこんな形にしたのか疑問でしたが、しばらく使ってみると、1気室大容量バックパックの弱点である「下ぶくれ問題」を解消するためだと、と気づきました。

この形のおかげで、たくさんのモノを入れても、下ぶくれしません。メイン気室のポケットが縦方向に長いのも、下に入ったモノを取り出しやすくするためでしょう。

Y字ジッパーで気室を瞬時に全開にできるのも、素晴らしく使いやすいです。

2デイアサルトの弱点 背中から降ろすとものすごく邪魔

▲荷物を大量に入れても「垂れ下がり感」がない

2デイアサルトの考え抜かれた形状は弱点でもあります。底面が小さく、上に向かって大きくなるので、背中から下ろして置いた時に安定しないのです。

自立しません。ごろんと転がって、垂れ下がったストラップがそのへんに散乱します。電車の中や、喫茶店で座ったときに、下ろした2デイアサルトのやり場に困ります。

しかし「アサルト」とは突撃という意味。これは2日間の行軍に必要なツールを詰め込み、背負って運ぶことに特化したバックパックなのです。

こいつを一度背負ったなら、座っている場合じゃない、ということにしておきましょうか。

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