マザー牧場で嫁と遊んできた。楽しかった。
マザー牧場は、房総半島の山々や東京湾を見渡せる、千葉県富津市の鹿野山(かのうざん)にある観光牧場。羊、ヤギ、牛、馬といった動物や、草花とのふれ合いを楽しめる。
正直、行く前は「子供向けのちょっとした観光施設だろう」と舐めてましたごめんなさい。47歳のオジさんでもメチャ面白いし、子連れファミリーなら1日では足りないほど楽しめるはず。
マザー牧場へ行くならマザーファームツアーはおさえておきたい
マザー牧場の料金は、大人(中学生以上)で1,500円、小人(4歳~小学6年生)が800円。
さらに、「マザーファームツアー」という別料金のイベントがある。入場料とセットで大人2,500円、小人1,500円となるが、マザー牧場に来たならぜひ参加したい。
マザーファームツアーは参加人数に制限がある。入場口そばの「山の上ステーション」で予約しておき、時刻になったら集合してシャトルバスで移動するシステムだ。
シャトルバス(そのへんを走っているフツーのバスと同じ車両)に乗車して3分でファームステーションに到着する。
マザーファームツアー専用のトラクタートレインで移動する。
牧場の姉さんの説明を聞きつつ、ガーッとトラクターに引っ張られながら進む。
羊の群れが出現し、トレインはストップし、餌やりタイムへ。
牧場姉さんが羊への餌やりの方法を教えてくれる。
エサをやる嫁。羊は唇づかいが優しいそうな。
小さな子供も羊に餌をやり、羊と触れあう。
ちなみに、私は羊が怖くて餌をやれず。ちょっと背中をなでたぐらい。
トラクターカッコいいな。
遠目にも「あーこれヤバい大きさだな」と思って近づいたらビビるほど巨大だった牛。
「腹に白い帯があるのでホワイトベルトという牛なんです」という牧場姉さんの説明だったような気がするが、ググっても出てこない。なんていう牛だっけ……
白帯の上を行く、さらにデカい牛が出現。「スコティッシュ・ハイランド・キャトル」という。
デカすぎて私の知っている牛の概念を超えていた。ベルセルク感ある。
このエリアではトレインは止まらない。
しばしハイランド牛はトレインと併走してくれた。
なんだよトレイン止めてハイランドに触らせてくれよと一瞬思ったが、羊にやっと触れるレベルの私には絶対ムリだとすぐに気づいた。
羊の群れが現れ、
牧羊犬が羊追いをする。鮮やかに羊を操作する犬のクレバーさと運動能力に驚く。
しかし、あとで見物した羊追いショーはこの数百倍のスケールでもっと驚くことになる。
ツアーが終わる。あー楽しかった。
マザー牧場を散策しアヒルや馬と触れあう
ツアーから帰還したらブラーッと場内を散策しよう。
アヒルのショーに和んだり、
馬に餌をやったり。
羊の大行進に度肝を抜かれる
1日に1度のショー「ひつじの大行進」が始まるということで会場へ。牧場姉さんと兄さんのトークが展開され、牧羊犬が大きなあくびをする。
会場は丘になっており、下から羊がやってくるという。時間になると犬が吠えだし、土煙が上がる。
駆け上がってくる150頭の羊。
なにこのスケール……
北方謙三の水滸伝の騎馬戦、こんな雰囲気なのかもな……
兄さん姉さんの元から放たれた犬が羊の群れを瞬時にまとめる。
犬が走り、吠え、羊は岡を駆け上り、
観客のいる丘の上までのぼってくる。
さっきあくびしてたヤツ。今日はあんまり仕事していなかった。
常に駆け回り、羊の群れをまとめる牧羊犬。
はぐれたヤツは追い、群れに戻す。追われる羊は「すんませんッ!」みたいな勢いで必死で群れに戻る。
「羊の群れのように」とか「子羊のように」とかよく言うが、それがどういうことなのか今日はよく理解できた。
水に飛び込むストロング・アイ氏。そうえいば丘の下からここまで相当な運動量のはず。
持ち場に戻るストロング・アイ氏。
マザー牧場の春 菜の花が咲き乱れ陸亀にさわり牛の乳をしぼる
マザー牧場、とても広くて1日ではそのすべてを体験しきれない。
まだ2月なのだがこの日はとても暖かく。
菜の花と嫁。
素晴らしい景観。
牛の乳しぼりをやってみた。前からいっぺんやってみたかったんだが、その願いが叶った。ありがとう牛。
巨大陸亀。唐突にそのへん歩いてて驚いた。
動物の瞳AF(カメ対応)を搭載したミラーレス一眼出たら買う。
どのぐらい大きいかというとこのぐらい大きい。けっこう歩くの速い。
アヒルA「マザー牧場は楽しかったグァーか?」
アヒルB「また来るグァーよ」
私「来るよまた……必ず……」
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