自宅では禁酒してるんだけど、無性に酒が飲みたくなる日がある。
日が暮れる。そういえば、訪れたい酒場があるんだ。「増やま本店」。
JR船橋駅を目指す。
本店は大きいから並ばずに座れる
増やま本店はJR船橋駅の北口側にある。
南口側にも店があって、そちらのほうが古い。人気店だが小さくて、だいたい満席だけど。
でもじっくり腰を落ち着けるような店ではないから、客の回転は早い。
本店は今日が初めて。少し待つことになるかと思いきや。
金曜の晩。ほぼ満席だが、座れた。南口店の数倍はキャパがありそう。
私が座った後にきたお客は、しばらく立って待っていた。
二品を一皿に重ねたから「かさね」
▼かさね。
「もつ煮込み」と「肉豆腐」という別々のメニューを、一皿に重ねたから「かさね」。
すぐに出てくるうえに、美味い。
ビールが進む。
▼こはだ酢。
美味いなあこれ。またビールが進む。
真っ赤なかき揚げで酒が進む
▼紅生姜かき揚げ。
カウンター向かい側の酔客が真っ赤ななにかをかじってて、あれはなんだろうとメニューを確認し、これだろうと注文してみた。
紅生姜って、調味料に近い。それ自体を味わうようなものではない。なのにそれだけをかき揚げにしてしまった一品。
揚げたてのアツアツをガリガリとかじる。辛い。唐辛子の辛さではない。
生姜の辛さ。塩辛さ。油で揚げることで水分が抜けて倍増している。
ビールで洗い流す。崩れた紅生姜を箸でつまむ。暴力的に辛い。なぜこんなに辛いのに食べてしまうのだろう。酒が進まざるを得ない。
ビールでなく、強い酎ハイが圧倒的に合いそう。
飲んで食ったらさっさと退散する
▼〆さば。
美味い。増やまは魚が美味い。
さて、もう少し飲もうかと思ったが、紅生姜で酒が進みすぎた。隣席の紳士のタバコも目にしみるし、立って待ってるお客もいるし、さっさと退散しようか。
滞在時間20分ほど。ビール3杯を吸引してしまったので酔いが強い。
[itemlink post_id="7713"]