人生100年時代の不安を具体化してみた 怖いのは「貧困」「病気」「 孤独」だった

人生100年時代における国民の資産形成についての国の指針案が先日報道されて、Twitterでブワッと炎上していた。

指針案を要約すると、年金だけでは老後の生活に足りないから国民は資産形成に自助努力してね、というもの。
私は今年48歳になるんだけど、最近年を取るのがホントに怖くて、このニュース見てギクッとした。年を取るのが怖いのは、おカネが足りなくなるから? それもあるが、それだけではなさそうだ。この恐怖はいったい、なんなのか。なぜ年を取るのがこれほど怖いのか。恐怖の原因がわかれば、対策もできるはず。

考えてみた。

貧困が怖い 年金だけでは老後は食えない

年を取るのが怖いのはなぜ? おカネが足りなくなるのが怖い。一昔か二昔ぐらい前なら、60歳で定年して退職金と年金でブラブラしつつ、数年後にポックリ逝く、とういのが人生のモデルケースだった。おカネがなくなって苦しくなる前に、この世からおさらばできる、みたいな。

しかし、今はなかなか死ねない。男性の平均寿命はすでに80歳ぐらい。第一線を退いても20年ぐらい生きることになる。年老いて働けなくなり、資金が尽きて路頭に迷う。社会保障がそこをカバーしきれなくなってきた、というのが冒頭のニュースなわけで、もう恐怖でしかない。

しかし、老いる恐怖は貧困だけか。よく考えてみた。もっと怖いことがあるじゃないか!

病気が怖い ボケたくない 切りたくない

貧困よりも怖いこと。それは肉体の衰え。病気とボケ。知人の話では、60代でもボケは進むそうで、今まで優しかった母が急にボケて、別人になっていくような恐怖があるのだという。怖い。ボケたくない。

病気もしたくない。ガンの苦痛は凄まじいという。注射さえ嫌いなのに、手術で切ったりとか、入院するとか、怖すぎる。

貧困と病。老いの恐怖の正体はそれか。いや、もうひとつ。いちばん怖いことがあった!

孤独が怖い 社会的な死は自我を崩壊させる

老いによる最大の恐怖。それは孤独だ。人間は社会性を持った生きもので、周囲から必要とされるから生きられる。老いによって職場などから切り離されると、孤独に陥りやすい。

私は1回目の結婚に失敗した後、人生をリセットするつもりで住み慣れた大阪から東京に出てきたんだけど、こちらに友人はいないので、仕事終わった後や休日はずっとひとりで、これがホントにツラかった。長めの連休があると、誰にも会わないから、3日間ぐらい何もしゃべらなくて、4日目から独り言をブツブツ言ってる自分に気づいて恐怖した。これは電車でたまに見かける、独り言ブツブツおじいさんではないか。

で、5日間たってやっと連休が終わって職場に行くと、簡単なあいさつさえ、ろれつが回らない。口の筋肉が劣化してしまっている。頭の回転も鈍い。しゃべる、というのは想像以上に刺激的で、人間を人間たらしめているのだった。1ヶ月程度の孤独で、人間は簡単に廃人になるんじゃないだろうか。

老いは人を孤独にし、孤独は容易に自我を崩壊させる。孤独は社会的な死で、老いることの最大の恐怖だ。

まとめ 貧困 病気 孤独に対策して老いの恐怖を小さくしよう

老いることによって生じる恐怖の原因は貧困、病気、孤独だった。ならば、それらに対策すれば、老いる恐怖を極小にすることができるのではないか。つまりカネをなんとかし、健康を保ち、仲間を作る。これらがなんとかなれば、高齢になっても人生楽しそうじゃない?

この記事を書いた人

カズナリ

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/ノート術。