トイレのスイッチがこわれた。
部品の番号をググり、アマゾンで発注してDIYでなおそうとしたら手順をまちがえ、えらく大変だった。
次のときのためにメモを残しておく。
トイレの照明スイッチをまずは素手で分解してみる
▲トイレのスイッチ。照明と換気扇の2段。照明のほう、押しても手応えがなく、照明が付かない。
▲分解してみる。このパネルは素手ではずせる。
▲スイッチのパネルも素手ではずせる。
水色のパーツが押しこまれて、中の接点がオンオフするはずなんだが、手応えがない。
この水色のパーツも素手ではずせた。
▲水色のパーツの中には板バネが入っていて、これが折れていた。
スイッチのパネルの裏側に型番らしきものが書いてある。
WT3032W
ググってみた。
スイッチパーツの型番がわかったのでググって詳細を調べる
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▲これかな。でもこれはパネル単体のよう。
さらにググり、中のスイッチの型番は「WT50519」であることがわかった。
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▲WT50519
▲アマゾンで発注し、2日で到着。手前の黒い箱に水色のパーツがついたのが、WT50519だ。
これまるごと交換するのはめんどうそう。水色のパーツの中の、折れた板バネだけ交換できないだろうか。
WT50519はモデルチェンジしていた
▲やってみたが、スイッチが入らない。既存のものと新しく買ったものでは、黒い箱の中にあるスイッチのかたちがちがう。モデルチェンジしたんだろうか。
パーツまるごと交換するしかないか。
破壊しながらのスイッチパーツ交換
ここから先は、感電するとアレなので、ブレーカーを落とし、懐中電灯で照らしながら作業した。そのため、写真を撮るよゆうがなく。
それにしても、手順をまちがえて大変だった。
正しい交換作業の手順を先に書いておこう。
- ネジ止めしてある白い枠をはずす。
- その下の、スイッチがはまっている金属の枠をはずす。
- スイッチを金属枠の裏側から引き抜く。
- スイッチ裏側の配線を抜く。配線横のみぞにドライバーを差し込めば抜けるようになっている。
- 新しいスイッチに配線を差し込む。
- 新しいスイッチを金属枠の裏側からセットする。
- 金属枠を壁に固定し、白いプラスチック枠を固定する。
この作業で注意するのは、2.の「金属枠のはずしかた」だ。
スイッチがはまっている壁は石膏ボード。石膏ボードには釘もネジもきかないので、石膏ボードの表と裏から金属枠とネジではさみこみ、スイッチを固定するしくみになっている。
金属枠をはずすため、上下2カ所のネジを完全にはずしてしまうと、裏側の金属枠が下に落ちてしまい、詰む。途中で気づいてよかった!
下のネジだけ完全にはずし、上はゆるめるだけで金属枠を引き抜くことができる。
実は、なにをかんちがいしたか、金属枠が壁にはまった状態でスイッチパーツをはずそうとしてしまい、ペンチでバリバリと破壊しながら引き抜いてしまった。
と書くと簡単だけど、20分ぐらい、延々とペンチでバリバリメキメキ。旧スイッチパーツは粉々。途中でおかしいと気づいたものの、引き返すこともできず……
このスイッチ交換作業、なれれば30分かからないはず。今回は、上記のように回り道しながらだったので100分以上かかってしまった。
次、どこかのスイッチがこわれたら、今回よりは短い時間で交換したい。
もうやりたくないけど。