MERKUR(メルクール)の両刃ホルダー334cをレビューする 一枚刃カミソリで頭とヒゲを剃ってみよう

ハゲなので頭を丸めている。スキンヘッド歴は19年ほど。髪がフサッとしている感覚はもう過去のものだ。

頭を剃るには電気シェーバーを使っている。

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何も考えずにバリバリと剃れる電気シェーバーは便利なのだが、味わいがない。ただの作業だ。ソープを泡立てて、一枚刃のカミソリで剃り上げるクラシックシェービングをゆったりと楽しんでみたい。

そこで、まずは両刃ホルダーを買ってみた。

メルクールの334cを買った

買ったのはメルクールの334cという両刃ホルダー。箱に「メルクール」「ゾーリンゲン」と印刷されている。ゾーリンゲンとはドイツの都市で、刃物が名産だ。「魁!! 男塾」で男爵ディーノが使った「ゾリンゲン・カード」もここの産なのだろう。

入ってるもの。ホルダー本体、刃が一枚。

手に持つとずしりと重い。ドイツ製。クロームメッキ仕上だが、高級感はそれほどでも。実用本位の道具、といった雰囲気だ。

こういった、金属製の小さなツールは、

なぜか男心をくすぐる。

ヘッド部のドームのようなこの形状が、一枚刃を安全に(とはいえ雑に扱えばすぐに切って流血するが)肌に当てるのに役立つ。

両刃ホルダーにカミソリ刃をセットしよう

替え刃。ジョジョ5部のリゾットVSドッピオ戦で出てきたやつ。カミソリの替刃がなぜこのような形をしているのか。数十年来の謎だったが、このあとやっとそれが判明する。

うすくてよくしなる。このしなりにもわけがある。

ホルダーハンドルの尻はノブとなっており、回すとこのように分割できる。

これ! ヘッドのこのかたち。ここにピタリとはまって固定するために、一枚刃の両刃カミソリはあの形状をしているのだった。

カミソリ刃をはさんで、パーツを戻し、ノブを回して固定すれば、

刃をセットできた。

二つのパーツにはさまって、刃が弧を描いてしなり、毛を剃るためにちょうどいい角度で固定される。これはおそらく、安全のために、決まった角度でないと切れないようになっているのだろう。

メルクール純正の替刃も同時に購入した。10枚入りで1000円ほど。1枚100円の計算だ。安いのを探せば1枚30円程度で見つかるが、刃の切れ味はメーカーによって様々だそうで、慣れるまでは純正が安心だろうと考えた。

5枚刃で複雑な構造をした安全カミソリの替刃と比べると、おどろくほど安い。

1枚刃のカミソリでヒゲと頭を剃ってみよう

さっそく、ヒゲと頭を剃ってみた。ホルダー以外のアイテムはまだ揃えていないので、とりあえずハンドソープを泡立てて、あごと頭に塗り、剃っていく。

刃を押し付けず、肌の上を滑らせる。切れ味は鋭い。いきなり逆剃りしようとすると肌が痛む。順剃りし、横剃りし、最後に逆剃りする「3パス」を意識する。唇周囲は肌が弱く、電気シェーバーでも剃刀負け気味になるので、順剃りだけにしておく。

首筋から後頭部にかけては、見えないので慎重に手を動かす。剃り上げて、最後に洗い流す。爽快だ。刃が肌に直接ふれる恐怖から、とても慎重に手を動かしたので、剃りが甘い部分もあるが、血は一滴も出なかった。

クラシックシェービングの快楽を再び

ということで一枚刃カミソリ、メルクールの両刃ホルダーで初めてヒゲと頭髪を剃ってみたレビューをまとめた。

一枚刃のカミソリは、複数枚刃の安全カミソリや電気シェーバーが登場する以前の、過去の遺物だと思っていたが、まったくそんなことはなかった。「剃る」という性能においては、現在でも一枚刃カミソリがナンバーワンなのだ。使いこなすための技術を習得しているのが前提だが。

使いこなす、といっても苦行ではない。シェービングソープやブラシなど、お気に入りの道具をそろえ、肌をきちんとメンテすれば、クラシックシェービングは至福の時間だ。今でも、高校生のころに通っていた理髪店(美容院でなく理髪店が好みだった)で、白髪でやせた老理髪師がていねいにシェービングしてくれるときの気持ち良さを思い出すのだが、50歳に近づいた今、あれを自分で自分にやってみたく、とりあえずブラシとシェービングソープを取り寄せることにした。

この記事を書いた人

カズナリ

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/ノート術。