「船橋の歴史散歩」という本を読んで、船橋の町を歩いてきた。
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東船橋から船橋大神宮まで
▼東船橋駅。1981年開業。周囲は閑静な住宅街だ。
▼こんな民家が残っているから船橋の町はおもしろい。
いつごろの建物なのか。昭和初期? もっと古いかも。
▼総武線がいく。
▼くぐる。
この道を南へ10分も歩けば大神宮下交差点にたどりつく。
▼道の両側には古い商店や住宅が並ぶ。
▼船橋大神宮。
正式には意富比神社(おおひじんじゃ)という。
伝えでは景行天皇40年、日本武尊が東征のとき東国平定の成就を祈願したのが始まり。
国史に初めて登場するのは「日本三代実録」の貞観5年(863年)。伝説的には4世紀ごろ、歴史的には9世紀からここに存在する、ということか。
船橋の路地裏の歴史を歩く
大神宮下交差点から西へ。
▼すぐに海老川橋がある。
▼ここが、「船橋」という地名の発祥の地だという。
橋を渡れば、ビルやマンションが増え、にぎやかに。建物も新しくなってくるが、古いものも残っている。
▼もはや店名も読めない。
▼営業している。「船橋市の昭和」、ちょっと欲しい。
▼本町4丁目交差点を北へ。鳥居は御蔵神社。江戸時代に建てられた。
▼そのとなりが本町中央公園。
1613年ごろ、徳川家康がここに船橋御殿を建てた。1684年以降、払い下げられて開墾され、1897(明治12)年に船橋町役場が建てられた。1982年、市役所が移転したあと、現在の公園となった。
公園を通り抜けて北西の方に、
▼東照宮がある。
1711〜1741ごろ、大神宮宮司が建立した。
大通りから路地に入り、さらに路地裏の住宅街にぽつんと建っている。東照宮は数多いが、ここが最も小さな東照宮だとか。
明治初期の建物が現役で営業中
本町通りに戻り、西へ歩けばすぐに、
▼広瀬直船堂。1854年ごろの創業。和菓子屋さん。この建物は明治初期のものだという。看板は欅の一枚板だ。
素晴らしい。今度ここで買い物しよう。
▼周囲はこうなっている。
なぜここだけ明治から時が止まっているのか。
▼右島薬局。幕末、右島七平が塾を開き、明治になって船橋小学校の設立に尽力した。
そのすぐとなりに、
▼明治天皇船橋行在所跡がある。現在は千葉銀行船橋支店が建つ。
▼本町1丁目交差点を北へむかえば船橋駅へ。
▼草花が売られている。
たぶん、船橋市民は花が好きだ。今住んでいる周囲も綺麗な花壇がいくつもあって、歩いているだけで楽しい。
▼京成船橋駅の南側すぐのドンキホーテ。かつてここには、清川医院があったという。
▼京成船橋駅。
ゴール。東船橋駅からブラブラ歩いて、50分ほどだった。
▼妻と、東武百貨店で開催中の「ねこ休み展」へ。
木彫りのホイちゃんと妻。
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