酒を飲み、なにかを食べる。
新年に飽食したら、ぶらりと散歩しよう。
船橋様式の屋敷に見惚れる
船橋の郊外に住んで数年。同じ日本でも、生まれ育った大阪とは町の風景が全然違う。
こんな屋敷が、現役で稼働している。素晴らしい。
勝手に「船橋様式の屋敷」と呼んでいるが、ちょっと歩くとこういう屋敷はけっこうある。
土地買って船橋様式の屋敷を建てて住んでみたい。しかし、もう建てる技術は失われているんだろうな。
住宅地と路地 農地と廃屋
船橋市北部は、住宅地が延々と続き、その間を細い路地が枝のように伸びている。住宅にはほぼガレージがあって、みんな車に乗ってるから、道路は混雑する。
こんな大きなキャンピングカー、船橋の道路は走りにくかったろう。
山の中、というわけではないのだが、いきなり原野のような風景が現れる。
空が青い。
廃屋があり、
巨大な重機が停めてあり、
また用途不明の建造物が現れる。
「ほほう」「あれは」などとつぶやきながら歩いていると、あっというまに日が傾いている。
非日常的な日常を味わう
畑と、墓地と、駐車場が入り組み、
小鳥がさえずる。
水田が広がり、
謎の植物の実がうち捨てられている。
異界に迷い込んだのか。
いや、現世か。
しばらく観察したが、この廃車をなにに使っているのか、とうとうわからなかった。
船橋様式の塀を鑑賞する
船橋には梨園が多い。そこら中にある。
船橋様式の見事な屋敷。このカットだけだと江戸時代の風景といっても通じそう。でも令和。
屋敷自体はもっと豪壮なものはあるが、この塀は他では見かけない。
美しい。維持するコストも大変なはず。
古い屋敷に、比較的新しい家屋を継ぎ足しているのかな。
梨園の販売所。
数十分歩いてもコンビニを見かけない
というか、
数十分歩いても、コンビニもスーパーも見かけない。
どうなってるんだろ。
日が暮れる。
C3。
帰るか。
よく歩いたね。