山梨県富士吉田市に出張に出かけた。ならば、ランチは名物の「富士吉田うどん」を食してみたい。我々は、うまいとうわさのうどん店「麺許皆伝」に車を走らせた。
麺許皆伝はどこにあるのか
麺許皆伝は、富士吉田市街にある。
住所は山梨県富士吉田市上吉田849-1。(この住所をグーグルマップで表示すると地番が「1丁目849-1」と補正されるのだがなぜだろう?)
▼着いた
急いで入店したのでこの写真は店を出たときのもの。すでに暖簾がしまわれている。我々のちょっと後の来店者は売り切れで入店できなかった。
ああよかった。
欲ばりのつけうどんを発注する
▼メニュー冷
▼メニュー温
悩んだが、天気が良く汗ばむほどの気温だったので「欲ばりのつけうどん」を選んだ。
同行した妻は肉冷やしうどんを。
初めての富士吉田うどん
▼来た
極太の麺。茹でたキャベツ。醤油と味噌ベースの塩気の強いスープ。甘辛く煮た肉。
▼艶を放つ麺
これが富士吉田うどんのフォーマット。話に聞いてはいたが、食べたことのない異質さを目の前にし、驚く。
箸で麺をつまみ上げて、さらに驚いた。
コシの強い麺を噛みしめる
▼コシの強い麺
麺がかたい。一本が長いので箸で切ろうとしてみたが、切れない。スープにつけて、口に入れ、噛みちぎる。
コシが強い。食品として成立するギリギリの強さ、硬さといっていいか。私も妻も、歯ごたえのある食べ物が好きなので、夢中になって食べた。
噛めば噛むほど小麦のうまさが溢れ出す。茹でキャベツ、甘辛い肉、塩味が強いスープ。すべてがコシの強い麺とマッチし、富士吉田うどん、という独自の食文化を形成しているのだった。
替え玉(100円)まであるのか。富士吉田の民に少し羨望さえ覚えつつ、我々は店を出た。
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