石川県には、ふぐの卵巣を塩漬けした郷土料理があります。
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先日、能登半島に出張した際、買ってきました。きちんとブツ撮りしたのにミスでデータ消してしまい、こんな微妙な写真しか残ってない……
ふぐの子、卵巣には毒であるテトロドトキシンが含まれるので、普通は食べられません。しかしこの糠漬け、1年ほど塩漬けした後にまた1年ほど糠漬けするという製法で、その工程で毒が抜けます。
パッケージを開けるとチーズのようなにおい。手で糠をぬぐって、輪切りにしていただきます。
焼いてもいける、ということなのでバーナーで炙ってみました。
ある日の夕食。
麦ご飯、まぐろの刺身、根菜の味噌汁、ふぐの子糠漬け。
30%の塩水に長期間浸かっているので、塩辛い。たらこのようなプチプチ感、チーズのような発酵食品特有の風味、ふぐの卵の旨味が相まって、食べたことない珍味ですが、とにかく塩辛い。
白米が進む。日本酒が進む。
お茶漬けにいいかも。パスタにも合うかも。今度やってみよう。
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