プリズナートレーニングは女性にこそおすすめなのだがまったく理解されない件について

全米で最もタフなムショ帰りのコーチが教える「プリズナートレーニング」を実践している。古来から強さを欲する男たちが実践し、刑務所で秘かに受け継がれてきた自重トレ、「キャリステニクス」を独自に体系化したものだ。

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消耗していたアラフィフオジさん(私)のヒザやヒジがグングン治り、腰痛も肩こりも起きず、自重トレすごいなー、ということで毎日やっていて、これはいいものだとヨメ(筋トレ好きでジムに通っている)にもプリズナートレーニングをすすめたのだが、全力で拒否されてしまい……?!

男の「アホなところ」を見事に刺激したプリトレのマーケティングのうまさ

プリズナートレーニングがおもしろいのは、「自重トレ」という極めて地味なエクササイズに、「監獄」というストーリーを付加したところだ。

男性にとって「監獄」は、ホントに入りたくはないが、妙に魅力的なところだ。だからこそ、アメリカのドラマや映画では、登場人物が監獄にぶちこまれ続ける。刃牙の死刑囚編の冒頭はあれほど盛り上がる(途中からガクッとトーンダウンするが)。

そういった、男性のある種の「アホなところ」を見事に刺激して、プリズナートレーニングは受け入れられた。これがもし「誰でもできる自重トレ」みたいなタイトルだったら、書店で私の視界に入らなかった。表紙にビスケット・オリバが載ってたら、手に取らざるを得ないではないか。

女性にプリズナートレーニングが適している理由

監獄で黙々と腕立て伏せをやる私。ああカッコいい。仕事の合間にちょっとやる自重トレに過ぎないんだけど、ちょっとした思い込みでやる気が出るならそれもいい。

で、ふと思いついた。プリズナートレーニングは、女性にこそ適しているのではないか。次のような理由から。

ジムに行かなくていい

ジムでウェア着て他者と空間を共有するのが苦痛だ、という女性は少なくない。ジムで注目されたくない、男から話しかけられるのがイヤで退会した、という女性もいる。

トレーナーがいらない

ウェイトトレーニングで結果を出すにはパーソナルトレーナーが不可欠だが、トレーナーとコミュニケーションするのが苦痛だという女性もいる。女性の目指したいゴールを理解し、方向付けてくれるトレーナーも、需給バランスが成り立っているとはいえない。

プリズナートレーニングにおいては、著者のポール・ウェイドのテキストがトレーナー代わりだが、カラダのつかいかたを懇切ていねいに解説しており、読み解くのに時間はかかるが、筋トレの理解の助けになるのではないか。

カネがかからない

美容や衣服やアクセサリーにも金かかるのにジムにまでカネかけられない、という女性は多い。プリズナートレーニングなら本1〜2冊でOKだ。

時間がかからない

自宅でできるので、要する時間はジム通いに比べればとても短い。

ケガしにくい

ウェイトトレーニングはどうしてもケガをしやすい。プリズナートレーニングは自重なので比較的安全だ。

ビスケット・オリバなんてイヤ! という誤解をどう解くのか

筋トレをする女性はずいぶん増えた。女性が筋トレをしても男性のように筋肉はつきにくい。太りにくくなり、プロポーションが良くなり、キレイになる。姿勢がよくなり、腰痛や肩こりがなくなる。よく眠れる。女性も、筋トレするメリットは大きい。

私のヨメも筋トレが好きでジムに通っているのだが、最近忙しくてなかなか時間が、という話をするので、それならこれ読んでみなよとプリズナートレーニングの本を渡したのだが、表紙見た時点で、

「いやいやいやいや!笑」

という反応だった。

こんなんだから。ブーメランパンツ一丁のビスケット・オリバ。女性向けの要素が一ミリもない。

しかし本書「監獄式ボディビルディング」の94ページには、華麗に技を決める女性トレーニーの写真が載ってて、これが実にカッコいいので、ジムに通いにくいが筋トレしたい女性は、まずプリトレしてみたらいいのにな、と思う。ヨメにもその写真見せたら、一定の理解は示してくれたが。

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この記事を書いた人

カズナリ

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/ノート術。