食のパラドックス 6週間で体がよみがえる食事法 を読んだ レクチンフリーしたいがハードルは高い

レクチンフリーを目指したいカズナリ(@kenkonkenn)です。

レクチン。植物に含まれるタンパク質のこと。小麦のグルテンもレクチンの一種に過ぎない。レクチンを取ってると病気になるので、レクチンフリーの食生活を実践したいが、レクチンは大半の食品に含まれるのでこれが難しい……

健康食品が実は健康でなかったなんて

著者はお医者さんで、全粒粉、オーガニック野菜、未精製穀物といった健康食を食べている人が関節炎、胃酸過多、骨粗しょう症、うつ病、甲状腺機能低下症病といった病気になることに疑問を持ち、その原因と解決法を探り、まとめたのが本書だ。

病気の原因はレクチンという成分で、全粒穀物、豆類、ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモ、カボチャ、種子類に含まれている。レクチンを摂取すると炎症が起き、病気や体重増加につながる。

グルテンもレクチンの一種に過ぎない。グルテンだけ避けても効果は薄い。

家畜も、養殖魚も、レクチンたっぷりの豆やトウモロコシを食べているので安全ではない。

レクチン食べる前の人類は平均身長180cmだったって?

1万年前までは人類はレクチンと無縁で、身体も脳も現代人よりずっと大きかったという。平均身長180cmだったってほんとに?

人とレクチンの歴史をまとめると、次の4つの転換点があった。

ひとつ。1万年前に起きた農業革命で穀物や豆類を食べるようになった。

ふたつ。牛のゲノムの突然変異で牛乳のカゼインが変化し、レクチンのような作用をもつようになった。

みっつ。コロンブスのアメリカ大陸発見で、ナス科、マメ科、ウリ科の植物、アマランサスやキヌアのレクチンが登場した。

よっつ。20世紀後半の食品革命。加工食品の出現と遺伝子組み換え(GMO)作物で新たなレクチンが創造され、抗生物質や薬品も腸内細菌叢へダメージを与えている。

腸内環境を蘇らせ 自己免疫疾患を取り除いて健康になる

こういった段階を経て、レクチンの毒で、人類の体格は矮小化してきたのだろうか。

レクチンの毒とはつまり、自己免疫疾患。レクチンが腸管粘膜を突破すると、免疫機構が活性化して身体のあちこちを攻撃するので、腸管、甲状腺、脳、関節、唾液腺、皮膚、血管などが炎症を起こす。

本書後半では、レクチンフリーの観点から、食べていいものと食べてはいけないものをリストアップ。腸内環境を蘇らせ、健康な身体を取りもどすのが、本書の目的だ。

健康食品を食べ続けて健康を損なったオカン

私の母は健康食品が好きで、玄米や大豆を好み、菜食中心なのだが、もうずいぶん前から身体が弱って、関節炎や骨粗しょう症に苦しんでいる。そんなオカンを少しはラクにできればと思い、この本を手に取った。ビンゴな気がする。

玄米や大豆やナス科の植物(トマトやじゃがいも)はすでに止めさせて「関節炎がずいぶん軽くなった」と喜んでいたオカンにこの本を送りつけたところ、「ではいったいなに食べたらいいの?」というクレームが来たのだが、それほどに現代の食生活は危うい。

私も原因不明の蕁麻疹にもう10年以上も悩んでいて、異常に肌がかゆくなってかきむしってしまうのだが、これもレクチンが原因なのかも。食欲が暴走して過食してしまう、カロリー制限してもなぜか体重が落ちない、といった症状も、ひょっとしたらレクチンのせいかもしれない。

食べてはいけないものが多すぎる

レクチンをはじめ多少の異物は弾いてくれるようになるまで腸内環境を復活させるのが、本書のひとまずの目的で、そこに至るまでに食べていい食品と食べてはいけない食品がリストアップされている。しかし、オカンから来たクレームのごとく、食べていいものがかなり限定されてて、食いしん坊にはつらい。

よく考えると、食事を農業革命以前の1万年前に近づけるわけで、これが本当のパレオダイエットかもしれない。

蕁麻疹とおさらばできるならやってみようかな。炎症が減り、体脂肪も減るはずなので、アンチエイジング効果も期待できるだろう。

この記事を書いた人

カズナリ

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/ノート術。