バイオハックで健康になれば人生が変わる

私は健康オタクだ。

外食は栄養のバランスが悪いから避けて、食事はほぼすべて自炊。それをSNSにアップすると友人から「なんで病院食なの? 入院してるの?」とつっこまれる。

このたび、その健康オタクから進化して、バイオハッカーを目指すことにした。より健康になり、肉体と脳のパフォーマンスを上げていきたい。そうすれば、人生におけるだいたいの悩みは解決できるからだ。

「完全無欠コーヒー」を開発したバイオハッカーの衝撃

バイオハックとは、科学的に自分の脳や肉体のパフォーマンスを最適化すること。それを実践する人がバイオハッカー。欧米の健康意識が高い人々の間でトレンドとなっているライフスタイルだ。

バイオハックという概念を知ったのは「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という本で。

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著者のデイヴ・アスプリーは世界で最も有名なバイオハッカー。自分のカラダと脳を観察し、パフォーマンスを改善することに情熱を注ぐ。

コーヒーにグラスフェッドバターを混ぜる「完全無欠コーヒー」を開発し、世界的に大ヒットさせた。

デイブの自身の身体への感心はやりすぎなほどで、曖昧や原因不明をゆるさない。なにか変化があれば必ず原因を探り、改善を図り、身体と脳のパフォーマンスを最適化していく。

自分の肉体と脳を望んだように作動させる

デイブはバイオハックを、

「テクノロジーを利して体の内外の環境を変え、望むとおりに動くようコントロールする技術」

としている。

そんなことが実際にできたらどんなに素晴らしいだろう。

私が今、バイオハックのために計測している数値は、

  • 体重を毎朝毎晩計っている
  • 体温を毎朝計っている
  • 睡眠時間を管理している
  • 空腹時間と食事時間を管理している
  • 摂取カロリー、タンパク質量、野菜の量を管理している

など。他にも、apple watch4を常に身につけてデータを取っている。

身体の弱点を探るため遺伝子検査もしてみた。

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今後さらに、

腸内環境検査やホルモン検査などもやってみて、身体がどのようになっているのか、より深く知りたい。

歯が痛んだら他の悩みは消える

なぜバイオハックするのだろう。

人生に立ちふさがる悩み。そのほとんどは、健康であれば、体調さえ良ければ、解決するからだ。

仏教では、人が避けられない4つの苦悩を「生老病死」とする。実際その通りだろう。スタートとエンド、つまり「生」と「死」はいかんともしがたい。が、「老」「病」を少なくすることはできる。そのためのバイオハックだ。

極端な話。歯が痛みだすと、他にどれほど大きな悩みがあろうと、まずは「歯痛」が最優先で解決すべき悩みとなる。アドラー心理学では「すべての悩みは人間関係だ」とするけど、歯痛はそんなことはどうだってよくなるほどの悩みだ。

逆に、歯痛が消えて、体調がよければ、難しい対人関係にだって取り組む勇気が湧いてくる。

歯痛をがまんしつつ、なにに取り組んでも、うまくはいかない。ズキズキとうずく激痛を味わいながら取り組めるほど、悩みは甘くない。

健康ならどんな困難にも取り組める

我々は、歯痛ほどではない、微妙な肉体の苦痛をがまんしがちだ。肩が痛い、腰が痛い、お腹が張る、すぐに息が切れる、頭にもやがかかったようにすっきりしない、熱っぽい、疲れが抜けない……
悩みの解決に取り組もうというとき、体調が悪いのをがまんしながらでは、歯痛ほどではないにせよ、うまくいかない。効率が悪い。

肉体の不調を治し、体調を良くすれば、最大限の力を悩みの解決に注げそうではないか。

体調が良い日は面倒なことにも前向きに取り組める、という経験は誰にもあるはず。あの「体調が良い日」が毎日続けば、人生の悩みはずいぶん減るだろう。

実際、これまで健康な身体作りに取り組んできて、ずいぶんと人生が変わったのだ。筋トレし、禁煙し、25キロのダイエットをした。ハゲてカネも持ってない中年男が、歳が半分の女性と結婚し、会社辞めて起業して6期目まで生き残れたのは、健康を追求してきたからだ。

今後、さらに人生を好転させたい。ならば、肉体と脳がより良く作動するよう、科学的にアプローチしていくバイオハックに行き着くのは、当然のこと。

自分のカラダがいちばんおもしろい

自分のカラダこそ、最高のコンテンツだ。カロリーと体重のデータを取るだけでもおもしろいんだけど、データが増えて、観察の精度が上がり、試して何かが改善すればさらに面白くなる。

気分が良くなる。集中力が上がる。仕事ができるようになり、収入が上がるかも。

健康寿命も最大化できるはずだ。

バイオハックで自身の健康に興味を持つことは、日本の超高齢化社会にもマッチする。長すぎる老後と、薄くなっていく社会保障。いわゆる長寿リスクへの対策は、働く時間を長くするしかなく、バイオハックはそのための布石ともなるだろう。

  • 2018-09-15初出
  • 2020-04-13大幅改訂

この記事を書いた人

カズナリ

カズナリ

雑記ブログ「カズログ」の中の人。1971年生まれ。180cm80kg。ブロガー/ひとり社長。ツイッターで捕まえた年が半分の嫁が自慢。好きなことは家族/会社経営/作文/筋トレ/写真/ノート術。