Windows95以来、パソコンの日本語入力はATOKを使ってきた。現在はATOK passportに課金し、iPhone含む複数のデバイスでATOKを利用しているが、これを止めてmacOS付属の日本語入力を試してみることにした。
ATOKの設定が複雑すぎてイヤになる
ATOK passportは先日値上げされたが、それで利用を止めるわけではない。月額309円が324円と、毎月わずか25円の値上げで、ホントに便利なら止めるほどのことでもない。
ATOKの設定が複雑すぎて、これもうついていけないわー、というのが止める理由。
シンプルすぎるMacOS日本語
「ここをこうできないか」とか「ここでこうしたくない」とか、ATOKはたいがいのことはカスタマイズでなんとかできるのだが、やりすぎると今度はなんだかおかしなことになり、調べてやっと原因を突き止めて、またカスタマイズしておかしくなり、ということの繰り返しなような気がする。
そういうのに疲れた。対してmacOS日本語入力は頼りないほどシンプルすぎるのだが、ATOKのようにいじりすぎておかしなことになる、ということはあるまい。
システム標準なのに意外にバギーだったけど大丈夫?
実は2年ほど前にもmacOS日本語に乗り換えようとしたのだが、なんだかバギーで数ヶ月でATOKに戻ってしまった。なぜかサファリとの相性が最悪だったり。iCloud経由でiOSと日本語辞書を同期できるはずなのにできなかったり。
現在はchromeをメインに使っており(いずれサファリでどうかは試してみるが)、ちょっと試してみた限りではiOSとの辞書同期も問題ないようだ。
あと、ATOKでとても重宝していたのが日付変換で、例えば
6がつ17にち
と入力すると、
6月17日(月)
と、曜日まで補完してくれて、これが超絶に便利なのだが、macOS日本語だとここまで親切な機能は無くて、ちょっと残念ではある。