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日記

マネーフォワードと仕訳帳とエクセルのピボットテーブルでどんぶり勘定を卒業する

会社を経営している。ひとり社長。

5月に、前期の決算の打ち合わせで税理士氏と打ち合わせしたら、会計システムはfreeeへの対応を止めます、と宣告された。マネーフォワードへの乗り換えがいちばんいいかも、とアドバイスされた。

私が調べた限り、freeeは税理士さんたちからは好かれていないようだった。freeeユーザーは仕訳が全然ダメで、修正が手間らしい。複式簿記を意識しなくていいUIなので、かなり適当でも管理できている雰囲気になるのだ。

マネーフォワードに乗り換えてみて、それをいやというほど思い知った。freeeからcsvをエクスポートし、マネーフォワードにインポートした当初は軽く絶望した。私がfreeeでやってきたことはなんだったのか。

わからないことがあれば片っ端から検索して調べ、仕分けを1行1行確認して修正し、なにをやったらなにがどうなるのかマネフォの振る舞いを観察し続けた。理解が進むことによって、間違いが間違いであることに気づき、また理解が進み、というループが数ヶ月、続いた。

やっとのことで仕訳帳がきれいになってきた、と思う。

freeeのUIはモダンだけど、マネーフォワードは古くさいというか、けっこうクセの強いUIだ。複式簿記をウェブで表現するとこうなってしまうのか。いや、それにしたってもうちょっとやりかたあるだろ。

仕訳帳がまともになったら、次は会社の数字の把握だ。マネフォにもレポート機能はあるが、簡易すぎて役に立たない。csvをエクスポートし、やっぱり仕訳帳がダメじゃないかということで修正を続け、またエクスポートしたりインポートしたりを繰り返した。

エクセルのピボットテーブルをこねくり回す。そして、やっと会社の数字を的確に把握できるようになってきた。ここまで長かった。もうどんぶりじゃない。